カプコンは、パソコン向け新作オンラインゲーム『イクシオン サーガ』の詳細情報を公開しました。
『イクシオン サーガ』は、カプコンが手掛ける完全オリジナルの新作オンラインゲーム。動作プラットフォームはPC（Windows XP/Vista/7）となっています。
ゲームの舞台は、生命の力アルマに護られた世界、ミラ。ミラ世界は、生命の力＜アルマ＞と超常の民＜イクシオン＞の大いなる力によって営まれています。しかし、自然界には存在しない＜ダークアルマ＞と呼ばれる負の力を用いて、魔獣のような生物が産み出されているという噂もあります。
かつてマノリア大陸全土を統治した一大国家「セントピリア帝国」のもと、人々は永きにわたる平和を享受していたましたが、「ある事件」をきっかけに反乱が勃発。帝国は「ラガルト皇国」と「ジャグラバーク連邦」の2つに分裂し、世界は戦乱の時代へと突入しました。しかし、戦争の裏に潜む陰謀を感じた「イクシオン」たちは、選ばれし人間たちに自らの力を分け与え、世界の調停者「ハイペリオン」として育成する道を選択しました。
ハイペリオンたちは傭兵として両国を支援し、世界の均衡を保っていますが、やがて傭兵都市国家「エルピシエ」を築きあげます。プレイヤーはこのエルピシエに降り立つ、1人の傭兵となります。
ミラ世界の人々は、神秘の存在として崇められている＜イクシオン＞を頂点に、その下位に＜ハイペリオン＞（プレイヤー）、さらに下位に＜亜人種＞や＜人間＞が属しています。さまざまな種族が相互に関わり合って複雑な社会を形成していますが、同一種族のなかにあっても、ハイペリオンに協力的な部族もあれば敵対するものもいます。
＜イクシオン＞は、均衡を失った世界を救うため“選ばれし者”を探しだし、＜ハイペリオン＞となる覚醒の秘術を施しています。聖地「オルビディア」は天空を浮遊する都市として人々に伝承されています。
＜ハイペリオン＞は、傭兵として幾多の戦場で戦いながら、均衡を失った世界の調停者としての役割を担っています。イクシオンによって超人的な力を与えられ、アルマエネルギーの調整器を内蔵した武器・魔法器（アルマギアと総称される）を用いることで、剣・銃・魔法の攻撃に＜アルマテック＞と呼ばれる強力な力を帯びさせることができます。
＜亜人種＞は、見た目は人間に近い、亜人の民。人間と交流できる種族が多いが、言語体系を持たない未開の種族も存在します。イクシオンの介入によって独自の進化をしてきたため、なかにはイクシオンの加工技術などを受け継いでいる種族もいます。
＜人間＞は、ミラ世界でもっとも多く存在する種族。その進化の過程にはイクシオンの介入があったと伝えられており、大半の人間は非戦闘地帯で生活を営んでいます。ただし、戦場を駆けめぐるハイペリオンをサポートする者も少なくありません。
ミラ世界には高度な文明があり、剣と銃、そして魔法が使用可能。遺跡や湿地、要塞、採掘所といったバラエティ豊かなバトルフィールドを転戦することとなります。対戦では、8vs8の最大16人対戦が可能となっています。また、キャラクターには成長要素があり、“見習い傭兵”から“ストライカー”“ブラスター”“キャスター”の初期3職種に転職することで、さまざまな戦闘スタイルが派生していきます。ストーリーはシナリオミッション制を採用、プレイヤーの成長に合わせたストーリーが展開し、ストーリーはアップデートで追加されていく予定です。
コミュニケーション面では、100人収容のビジュアルロビーとなる港町「エルピシエ」が登場。仲間と結成する「ユニオン」の専用ルームもこの港町に作成されます。ユニオンルームの拡張・カスタマイズができるよう、ユニオンメンバーと戦闘に参加していきましょう。
『イクシオン サーガ』プロモサイトでは、ティーザートレーラー動画や、オムニバス形式のWeb小説も公開。壁紙ダウンロードも可能となっています。
さらに、基本となる戦闘システムに特化したユーザー参加型の期間限定の無料テスト「バトルαテスト」も近日開催の予定。2011年7月28日（木）14時～8月11日（木）16時に行われるもので、本日7日よりエントリー受付が開始となります。詳しくはプロモーションサイトをご覧ください。
『イクシオン サーガ』は、2012年夏サービス予定です。
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
《冨岡晶》
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