『忍道』シリーズは、ゲーム内の勢力に主人公が介入することで異なるストーリー展開が楽しめる「ハラキリエンジン」や、オープンワールドで作られた数々のエリアといったといった自由度が魅力の忍者アクションアドベンチャーゲームです。PS2『忍道 戒』、『戒』では語られなかった物語が展開するPSP『忍道 焔』に続き、満を持してナンバリングタイトルの発表となりました。
■ストーリー
時は室町後期――。
一条家の統べる小国・宇高多を巡り、隣国の赤目家、
新興寺社勢力の阿無璃他により引き起こされた“宇高多の乱”。
あれから束の間の平穏を取り戻したかに見えた宇高多は、
新たな戦火に包まれようとしていた。
一条家の譜代である風天家の家督を継いだ風天寅三郎久秀が、
東の大国・芳穣家を後ろ盾として謀反に及び、
それに呼応するかのように、阿無璃他も再び決起したためである。
時を同じくして、ひとつの忍の里が消滅した。
風華忍者――同胞の裏切りにより、一夜にして消えた忍衆。
その業火にすべてが焼失したと思われた中、
ただひとり、辛くも一命を取り留めた者がいた。
その忍び名を“火祭のゼン”という。
世話になった…借りはいつか返す。
気配を消し、人知れず隠密行動をとる忍にとって、夜の闇は自らの身を隠す恰好の隠れ蓑となります。本作でプレイヤーが数々の任務を遂行することになるオープンワールドの舞台は、日本特有の色彩で彩られており、その光と闇は忍道独特の情緒溢れる夜のコントラストを生み出しています。PlayStation Vitaの表現力を駆使し、闇夜に浮かぶ雅やかな日本の風景が美しく描かれます。
忍であるゼンはある目的のために、隠密な遂行を求められる任務を遂行することになります。それらの任務は「越後屋を暗殺しろ」といったものから「文箱を届けろ」といったものまで、多岐に渡ります。建造物や木々などの闇を利用し身を隠し、高低差を利用し見張りの死角を突き潜入します。豊富に用意された忍者ステルスアクションを駆使することで人々の目をかわし、任務遂行を目指しましょう。
任務遂行の妨げとなる者を消し去ることも必要です。音も無く忍び寄り、一撃で仕留めましょう。ただし無益な殺生は危険を招く恐れもあります。一人の叫び声から存在が発覚し、混戦に突入することも。気配が明るみになる前に血華を咲かせ、その場を立ち去りましょう。
「血祀殺法」とは敵を一斬で始末することができるゼン特有のステルスキルです。敵に気付かれることなく忍び寄ると“血祀の予感”が発生。発生したタイミングで△ボタンを押すと、殺傷能力の高い一撃で音も無く敵を沈めることが可能です。忍び寄り、倒すという忍らしいステルスキルを、存分に味わってください。
PlayStation Vita本体前面のマルチタッチスクリーンおよび背面のマルチタッチパッドのタッチ操作により、敵のターゲティングなど忍者アクションが快適かつ直感的になりました。敵が近くにいるときに表示される「殺気アイコン」をタッチするとその敵を注視できたり、飛び道具の狙いをタッチで付けたり、その用途は様々です。
『天誅』や『侍道』を送り出したアクワイアが開発する『忍道』。スニーキング要素や一撃必殺のアクションはもちろん、『忍道』ならではの要素も沢山詰まっています。PlayStation Vitaでの発売という点にも注目ですね。
『忍道2 散華』は、発売日・価格ともに未定です。
(C) Spike/ACQUIRE All Rights Reserved.
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