1994年にスーパーファミコンで発売された初代『かまいたちの夜』は、青いシルエットのみで表現された登場人物、真冬の吹雪で外界と遮断されてしまったペンションで起きる殺人事件、プレイヤーの選択しだいで犠牲者が増えていくなど、ゲームファンを震撼させました。その後、様々なプラットフォームにおいて発売され、累計出荷数125万本を記録。サウンドノベルゲームの代名詞的な存在となりました。
原点回帰がコンセプトとなる『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』は、選択肢を分岐点に多種多様の奥深い物語を楽しめるサウンドノベルの原点に立ち戻り、キャラクターとストーリーを一新した新生『かまいたちの夜』となるようです。グラフィックや音楽といった直接的な演出だけでなく、プレイヤーの心の底から湧き出る恐怖心さえもゲームの要素に組み込んだシステムで、今回も止め時のない恐怖スパイラルにプレイヤーを誘います。
シリーズ初となる豪華声優陣によるボイス演出も搭載されています。また、シナリオ監修はシリーズでもお馴染みの我孫子武丸氏で、一部シナリオの執筆にも参加しています。
■ストーリー
岩手県・遠野市
作家志望の主人公、坂巻快人(さかまきかいと)は、小説の題材を探しに、遠野のペンションを訪れる。
宿泊予定者は10人だったはずなのに、宿泊客は、なぜか11人……。
そのうちの1人が露天風呂で殺される。
快人は、偶然再会したかつての友人・立花京香とともに、事件の真相を探りはじめる。
しかし、ひとつ、またひとつと死体が増えていき……。
■坂巻快人(さかまきかいと)(CV:中村悠一)
小説家志望の24歳。今までの執筆作品は全て、完成を直前に全て紛失したという、人並み外れた不運の持ち主です。新しい小説の題材を探すために遠野を訪れました。
■立花京香(たちばなきょうか)(CV:小清水亜美)
快人が大学時代思いを寄せていた女性。積極的な性格の24歳。旅行雑誌の編集者を務めており、雑誌の取材で遠野を訪れ、快人と偶然再会することになります。
また、本作にはPSVitaとPS3のハードの特性を活かしたゲームシステムを搭載しています。ネットワークを利用したモードや、PS Vitaの前面/背面パネルを利用したシステムにより『かまいたちの夜』の新しい遊び方を実現いたしました。
■みんなでかまいたち
「みんなでかまいたち」は1ルーム最大100人のプレイヤーが、PSVita、PS3のハードの垣根を超えて対戦するマルチプレイです。プレイヤーがそれぞれ探偵となり、誰よりも早い事件の解決を目指すことになります。どのようなゲームシステムになるのかはまだ不明ですので続報にご期待ください。
■ふたりでかまいたち(PSVitaのみ、マルチプレイ)
PS Vitaのみに搭載されるモードです。二人でひとつのPSVitaを持ち、前面/背面タッチで行うゲームを通してお互いの相性を占います。気になるアノ人とプレイしてみてはいかがでしょうか。
さまざまな新しい試みが含まれている『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』。原点回帰というコンセプトからサウンドノベル部分がどのような内容になるかも気になりますね。
『真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)』は、発売日・価格ともに未定です。
(C) CHUNSOFT
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