「ぷよぷよチャンピオンシップ」は、お馴染みシングル部門と、2人タッグで対戦するペア部門あり、午前中に予選を実施。その後勝ち進んだ強者たちによる準決勝と決勝戦が「ぷよぷよフェスタ2012」で行われました。出場者の話によれば、予選は時間制限が設けられており、決着がつかなかった際はジャンケンで勝敗を決めるというルールがあるため、「実力はあるけど運で勝ち残れなかった人が結構いた」と言う話を聞きました。
大会はWii版『ぷよぷよ!!』とクラシックコントローラを使っての試合となります。ルールは「ぷよぷよフィーバー」で、制限時間を超えて決着がつかなかった場合、ジャンケンで勝敗を決めます。トーナメント表は以下の通り。
■シングル部門出場者(決勝トーナメント表)
Aブロック代表:SANA
Bブロック代表:ひかり
Cブロック代表:Float
Dブロック代表:めいせつ
Eブロック代表:TKK
Fブロック代表:時斗
Gブロック代表:愛川こずえファン
Hブロック代表:イノセンス
■ペア部門(決勝トーナメント表)
Aブロック代表:メイ&ユーキ
Bブロック代表:速さが足りない!!
Cブロック代表:魔法少女ななほ☆しにゃー
Dブロック代表:倉庫の番犬
Eブロック代表:とらちゃんの主食はちるちるさん
Fブロック代表:エンジョイ勢(嘲笑)
Gブロック代表:赤ぷよぷよ 青ぷよぷよ 黄ぷよぷよ
Hブロック代表:とにかくあま~いカフェオーレなんだ2ゃ
さすが準決勝。10連鎖以上は当たり前のハイレベルな試合。負けそうになってもフィーバーゲージをためて逆転したり、3連鎖で奇襲を仕掛けて勝ち星を得るなど、どの選手も白熱の試合を見せてくれました。ペア部門では予告に彗星ぷよがカンスト出現。相殺して相殺して粘るに粘って送り返して、またすぐに送り返されたりなど長期戦の試合が目立ちました。最後まで諦めず戦う姿は観客席を沸かせてくれました。
見事準決勝を勝ち上がったのは、シングル部門が「Floatさん」と「時斗さん」、ペア部門が「魔法少女ななほ☆しにゃーチーム」と「赤ぷよぷよ 青ぷよぷよ 黄ぷよぷよチーム」です。
シングル部門の決勝戦は、時斗さん(使用キャラ:シグ)とFloatさん(使用キャラ:ラフィーナ)によって繰り広げられました。時斗さんは自称秋葉原代表。大学も秋葉原にあり、秋葉原で行われる大会、ホームラウンドで負けられない意気込みを見せてくれました。対するFloatさんは早稲田大学でぷよぷよサークル代表として決勝戦に挑みます。
試合は連鎖の嵐を見せますが、まず先に時斗さんが8連鎖を10連鎖で返して1勝。2戦目はFloatさんの奇襲で時斗さんがピンチに。そこに7連鎖を仕掛けますが相殺で時斗さんがフィーバーモードに突入、9連鎖で反撃して2連勝。ガッツポーズを見せ、シングル部門日本一に輝きました。
続いてペア部門の決勝戦。駒を進めたのは「赤ぷよぷよ 青ぷよぷよ 黄ぷよぷよ」チームのSANAさん&くまちょむさん。前回行われた大会では優勝できなかったので、今度こそリベンジして優勝したいと意気込むSANAさん、パートナーとなるくまちょむさんは相手の試合を見て立て直しが難しいそうだと分析。慎重にやって大連鎖を組み、自分一人でも戦えるように頑張りたい語ってくれました。
対する「魔法少女ななほ☆しにゃー」チーム、昨日の練習で友達にボコボコにされていたと語るしにゃーさん。相棒のななほさんはぷよぷよ歴6年、表舞台に立つのは今回が初めてで緊張しているけど全力を尽くしたいと意気込みを述べました。
「ペアでぷよぷよ」はライフ制となっており、先に3回ミスした方が負けというルール。つまり、1回ミスしても大丈夫。しかも復帰の際に連鎖の種が降ってくるので、すぐ反撃可能です。
決勝戦と言うことで1人15連鎖、2人で30~32連鎖が当たり前の試合に。予告ぷよは「彗星ぷよ」が出現し、相殺で送り合い状態に。「魔法少女ななほ☆しにゃー」がやや押している所で「赤ぷよぷよ 青ぷよぷよ 黄ぷよぷよ」チームが一敗。実はこれ、わざと1人のフィールドにおじゃまぷよを降らせ、ダメージを最小限にするという作戦。1ミスして予告ぷよを無くし、その間パートナのくまちょむさんが組んでいる大連鎖をつぶさないで次に繋ぎ、ここで一気に反撃。試合は急展開となり、「魔法少女ななほ☆しにゃー」チームが2人揃ってミス。試合が一気に流れが代わったのが引き金となり、「赤ぷよぷよ 青ぷよぷよ 黄ぷよぷよ」がペア部門優勝となりました。
優勝した時斗さんと「赤ぷよぷよ 青ぷよぷよ 黄ぷよぷよ」チームにはトロフィーとサイン色紙、準優勝のFloatさんと「魔法少女ななほ☆しにゃー」チームにはトロフィーがそれぞれ贈られました。
また、大会終了後は大抽選会が行われ、「ぷよぷよフィギュア」、まぐろが持っているけん玉を再現した「ぷよぷよけんだま」、「ぷよぷよエコカイロ」、開発スタッフによるサイン色紙などが抽選でプレゼントされました。
最後に来場者全員と記念撮影。最後に細山田プロデューサーは「ぜひこういうイベントをまたやりたいですね」と前向きなコメント。最後は「たのしされんさ みんなでぷよぷよ」の掛け声でイベントの幕を下ろしました。
なお、イベント終了後に優勝者と準優勝者、そして『ぷよぷよ』シリーズプロデューサーである細山田氏&『ぷよぷよ』プランナーの芳野氏にお話を伺いましたのでこの後お届けします。
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