既に発表されている通り、来場者数は22万2668人(ビジネスデイ: 5万2673人、一般日16万9995人)で過去最高を記録。20万人突破は2年連続となりました。出展社数は193社で前年より1社減少、出展タイトルは736タイトルで歴代3位でした。プレス来場者は3605人で3年連続で減少しています。
東京ゲームショウは過去数年、海外来場者の誘致に力を入れてきました。その結果、2011年のビジネスデイにはアジアを中心に37カ国、1041人の来場者がありました。内訳ではアジアが820人が突出していて、欧米は減少したものの東南アジアは57人→74人と増加したそうです。また、一般公開日ではオンラインでチケットを海外でも販売。こちらは43カ国、1643枚が販売されたそうです。
海外の出展社ではベルギー、ポーランドが初出展。15カ国から出展がありました。
海外メディアでは34カ国、940人が来場。メディアでも東南アジアが27人→42人と増加しています。
来場者の満足度という観点では、ビジネスデイ来場者は国内が64.2%、海外が79.5%が満足と回答。一般日では国内が72.0%、かいがいが 81.7%が満足と回答。いずれも高い数字となっています。これを受けて次回の来場意向も、ビジネスデイ来場者は国内89.2%、海外96.5%、一般日は国内73.8%、海外87.5%が次回も来場したと答えています。
出展する側の満足度としても、国内が82.3%、海外の66.6%が満足と回答しています。
震災や原発問題もあり、海外からの来場者や出展社に影響があったのは確かですが、ゲームショウ自体としては来場者も増加し、東南アジアに向けてのプレゼンスも拡大したと言える2011年。今年は更にビジネス機能の強化や海外への働きかけを強化。4日間の開催で19万5000人の来場を目指します。