ソニーが10日発表した平成24年3月期の通期連結業績は、売上高6兆4932億円、営業損失673億円、税引前損失832億円、当期純損失4567億円となりました。セグメント別では金融部門が好調だったものの、テレビやゲームを含むコンスーマープロダクツ&サービスが約2300億円の営業損失を計上し全体を引っ張りました。期中から完全子会社化したソニーモバイルコミュニケーションズは売上高777億円、営業利益314億円でした。
前期のゲーム機の販売台数はPS3が1390万台、PSPが680万台、PS2が410万台。ソフトはPS3が1億5660万本、PSPが3220万本、PS2が790万本でした。今期の販売予測では、据え置き機(PS3/PS2)が1600万台、携帯機(PSP/PSVita)が1600万台、ソフトは前年度並み(前年度:1億9670万本)を見込んでいるとのこと。
今期の業績見通しは売上高7兆4000億円、営業利益1800億円、税引前利益1900億円、当期純利益300億円としています。
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