「ニンテンドーDS教室」は、専用のニンテンドーDSi LLと専用のPCを使って、無線で教員と生徒をつなげるシステム。教員は、表計算ソフトで練習問題や暗記カードなどの教材を作成し、生徒はDSを使って問題を解いていく。正解率や各生徒の進歩状況をリアルタイムで確認することができ、以後の授業展開にも反映することができるという。
簡単に持ち運びができることもあり、野外活動でカメラ機能を活用したり、撮った写真に手書きメモを付けたりと活用方法が幅広いのも特徴だ。
ニンテンドーDS教室を導入した奈良文化高等学校では、難関私立大学への進学を目指す特進コースの生徒を対象に、英語・国語・日本史の反復学習や暗記の小テスト、内蔵の辞書ソフトなどを活用している。同校の教員は、専用PCにリアルタイムで表示される生徒の回答から、生徒ひとりひとりに配慮したコミュニケーションを図れるようになったという。
タブレット端末を活用した教育ICTソリューションも提供しているシャープだが、生徒のITスキルに関係なく誰でも簡単に操作できることが魅力だという。展示ブースを担当していた羽多正次氏によると、限られた授業時間の中で、操作方法の説明が必要になるタブレット端末に比べ生徒にとって親しみ深いDSは効率的だという。
クラス単位で端末が必要となる学校では、タブレット端末に比べ価格が抑えられることも大きな魅力だろう。その上、コンパクトで耐久性にも優れていることから、低学年の野外活動にも安心して活用できる。今回のEDIXでは、タブレット端末を活用した事例やデモが多かった中、DSの特性を最大限に生かした紹介は新鮮に見えた。
【EDIX】シャープの「ニンテンドーDS教室」、学生がすぐに利用できる操作性に着目
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