第1四半期は『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』が好調だったほか、デジタル分野が引き続き前年の112%と高い成長を見せました。基本無料タイトルの『Trials Evolution』はXbox Live Arcadeの初日のセールス記録を打ち立てたとのこと。一方で今期に入る前に発売したタイトルの売上(Back-Catalog)は前年と比較すると41%の減少。これは業界全体の傾向で、過去タイトルはデジタルで購入する流れが出来た事も影響していそうです。
CEOのYves Guillemot氏は「E3では355のノミネートと160のアワードを獲得しました。我々の中期的な目標は来るべき次の新型ゲーム機と基本無料プレイの流れの両方を掴むことで、この2つは我々にとって更なる成長と収益性の向上の機会となります。ブランドや質の高いゲームを開発する能力を、アイテムをベースとした収益システムやマルチスクリーンでのプレイに適合することによって、ユービーアイはかつて無い成長の機会を得られるでしょう」と述べています。
第2四半期は『ゴーストリーコン オンライン』や『Driver San-Francisco』が注目されるほか、年末商戦には人気シリーズ最新作『アサシンクリード3』やWii U向けタイトルなども登場します。通期の業績予想では売上高11億6000万~12億ユーロ、営業利益7000万~9000万ユーロを見込みます。