発表によると、売上高は1582億3100万円(前年同期比146.6%増)、営業利益827億2900万円(同165.7%増)、経常利益819億3500万円(同165.8%増)、当期純利益47,96700万円(同163.0%増)の大幅増益となった。
増収の要因として、日本市場では自社提供ソーシャルゲーム数及び、デベロッパー提供ゲーム数が大幅に増加すると共に、スマートフォン対応が順調にしたことに加えて、CM放送やスマートフォン向け広告等によるプロモーション等を実施することでユーザー数の拡大及び収益基盤の確立・強化ができたとしています。
また、海外展開でもSNSアプリのデザインやユーザーインターフェースを大幅に刷新した「GREE Platform」をAndroid及びiOS向けに提供開始致しました。これにより、ソーシャルゲーム等のアプリが、最大169カ国でシームレスにアプリの配信が可能になりました。加えて、米Funzio,Incの子会社化を始め、世界の有力企業と提携していくことでグローバル展開を加速させています。
なお、4~6月期(第4四半期)の業績は、売上高400億円(前四半期比13.2%減)、営業利益189億円(同22.6%減)、経常利益184億円(同24.7%減)、四半期純利益123億円(同8.3%減)と、いずれも前四半期に比べ減収となっており「コンプガチャ問題」の影響は受けていると思われます。
今後は、有料課金の拡大と安定を図るとともに、広告収入を増やすために、新たな広告商品を開発していくということです。