「Nintendo Power」は1988年に創刊され、24年の歴史を持つ月刊誌。当初は任天堂自身がファンクラブの特典として発行し、自社のファンに向けて最新情報やゲームの攻略情報を伝える手段として使われました。一時は200万部以上の部数を誇りました。2007年には自社での制作を取り止め、出版社のFuture USにライセンス。同社が制作してきましたが、任天堂は契約を延長せず、休刊とする事を決定したとのこと。Future USの決算資料によれば現在の部数は47万5000部。
休刊とした詳しい理由は明らかにされていませんが、ArtsTechnicaは独自の情報源からの情報として、「任天堂と仕事をするのは困難で、彼らは契約の更新やデジタルでの取り組み強化に殆ど関心を払っていなかった」と伝えています。
米国の雑誌は2012年上半期も10%のダウンと引き続き苦境にあり、ゲーム雑誌全般にとっても「Nintendo Power」の休刊という出来事は重くのしかかることになりそうです。ただし、ゲーム専門店GameStopが発行する「Game Informer」は会員向けの販促雑誌としての側面も帯びながら約800万の部数を抱え、米国第3位の雑誌にまで成長しているとのことで明るいニュースといえます。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
任天堂 アクセスランキング
-
『あつまれ どうぶつの森』風呂やプールに入る裏技が発見される!?いろいろな家具の中に入ってみた
-
『モンハンライズ:サンブレイク』に『モンハン4』要素あり!?新キャラ「ミネーレ」に噂される“ナグリ村関係者説”
-
『ポケモン』シェルダーに秘められた可能性…「設定上存在しているはず」のポケモン3選
-
『ポケモン ダイパリメイク』強化後四天王の強さが“ガチ”すぎ!? あの有名実況者がまさかの…
-
アルセウスだけじゃない!? 意外と知られていない“伝説のポケモン”を生み出したポケモンたち
-
アルセウスイベントの他にも!『ポケモン』シリーズで“お蔵入り”した要素3選
-
『モンハンライズ』知ると楽しい「マカ錬金」&「護石」のススメーまだ見ぬ“神おま”を探しに行こう!
-
『スプラトゥーン3』で真っ先に慣れたいジャイロ操作のコツ―初心者はまず、思わず傾く体をこらえて!
-
元ドット職人が教える『あつまれ どうぶつの森』マイデザインお役立ちテクニック!描き方の初歩から独特な「なめらか補正」まで幅広く解説
-
『モンハンライズ』太刀の操作方法・立ち回りを解説!「特殊納刀」がとにかく熱い、圧倒的な手数で敵を斬れ!【個別武器紹介】