同誌が複数のソースから得た情報によれば、この安価版Xbox TVはカジュアルゲームやストリーミングなど主要なエンターテイメントサービスを利用することが可能となっており、来年ホリデーシーズン前の展開が予定されているそうです。The Vergeが入手したという情報は以下の通り。
・現行Xboxコンソールの安価版
・消費者はこの安価なセットトップボックス型か、フル機能の次世代Xboxコンソールどちらかを選択して購入することができる
・この安価版は2SKU戦略の一貫として2013年に発表、同年ホリデーシーズン前に発売が開始される
・コア部分はWindows 8で動作
・現行Xbox 360のようなフルゲームでは無く、カジュアルゲームがサポートされる
・ハードウェアの仕様はまだ完全に決定していないが、マイクロソフトが採用したチップセットにより素早い起動とリジュームが可能に。TVとエンターテイメントサービスに簡単にアクセスできる“Always On(常に動く)”なデバイスとなっている
・同デバイスの発売は、次世代Xboxを多数の機器と共に連動させ拡張性を高めるという狙いに向けた1つの動きとなっている
・Xbox LIVEサービスを完全に動作できるスマートフォンと次世代Xboxのコアアーキテクチャを組み合わせるという選択肢もマイクロソフトにはあった
・ライセンス付きのXboxテレビセットとしてコアサービスを他社のテレビに提供する調査も行われた
この報道に対しマイクロソフトは公式声明にて明確な否定はしておらず、「我々は常に次なるプラットフォームやライフサイクルのしきたりにどのように立ち向かうを考えている」とVergeに対し返答しています。
なおこの“Xbox TV”の名は昨年11月にも次世代Xboxコードネーム「Loop」の旧名として報じられていたもので、その際にも低コストであることや、2013年に発表され同年発売となることなどが噂として伝えられていました。また同じく2011年11月には、低価格版、高機能版が登場するという噂、Kinectに対応したTV計画の噂も報じられています。