売上高の大幅な減少は、2012年12月に連結子会社であった携帯販売会社のシルバーアロー・モバイルの売却によるもの。売却益は2013年第2四半期決算で営業外収益として計上されます。営業益については販管費が2億円弱減少したことも寄与し、前年同期よりも60%もの増益を記録しています。
なおセグメント別ではコンシューマゲームやソーシャルゲームを手掛けるデジタルゲーム事業が好調でした。コンシューマ向けの新規タイトルは発売されなかったものの、ニンテンドー3DSソフト『デビルサマナー ソウルハッカーズ』、PS Vitaソフト『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』、PS3/Xbox360ソフト『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』、ニンテンドー3DSソフト『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』といった人気タイトルの追加注文が予想を、当初の予想を大きく上回る結果となりました。
一方ソーシャルゲームは人気アニメ「織田信奈の野望」『ペルソナ4」といった新規カードバトルゲームが好調に推移しただけでなく、前期から引き続き『GANTZX/XAOS』も好調でした。
この結果、デジタルゲーム事業単体では売上高が15億1900万円、営業利益は4億9100万円となりました。