と、その前に、台北国際ゲームショウについて簡単におさらいをしておきましょう。入場口直進するメインのストリートにはソニー・コンピュータエンタテインメントやDeNAをはじめ、TERAやWargaming.netといったオンラインゲーム、そしてRazerといたゲーミングデバイスのブースが立ち並び、まさにゲームショウといった顔ぶれになっています。
ところが一歩裏に入ると、秋葉原の電気街を思わせるブースが続出します。もちろんゲーミングデバイスを販売するゲーム関連の販売店や、サイバーガジェットなどのブースもあるので、一概に怪しいとは断言出来ませんが、東京ゲームショウとは異質の雰囲気を感じずにはいられませんでした。
まず目に付くのが、タブレット端末を販売するブース。他にはデジタルカメラなどを販売するブースも。他にはiPhoneのケースなど、スマホ関連商品を多く扱うブースも見られました。また、カーナビだけを販売するブースもあり、ほとんど人が近づかないという残念な様子も見受けられました。
さて、そんな中で、筆者が思わず販売員に声をかけてしまったのが、写真のアイテム。片言の英語で話を聞いていくと、どうやらiPhoneの専用アプリで操作出来る戦車型のラジコンだそうです。
実際に動かしてくれるというので、お願いしたところ、さっぱり起動せず・・・。店員によると、「全くWi-Fiが飛びすぎててダメだ!」とのこと。あまりに必死に動かそうとしてくれるため、立ち去ることもできず、待ちぼうけていると、ようやく起動に成功しました。
失礼ですが、中国製ということもあり、余り期待はしていませんでしたが、車の上部についたカメラの映像はリアルタイムでiPhoneから見ることができました。また、ラジコンとしての性能もなかなかのようで、一度接続に成功すれば、玩具としてはなかなか楽しめるようです。
ただ、なかなか高精細なカメラをつけたラジコンを何に使うのか想像すると、一抹の不安は隠せませんが、このように東京ゲームショウとはちょっと変わったところも多く見られたので、これから何回かに渡ってお伝えしていきたいと思います。
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