創業者でCEOのマーク・ピンカス氏は「今期のハイライトは多くの人に愛されたゲームの続編『ファームビレ2』を導入し、最先端の3Dでのより深い体験を提供できた事でしょう。2013年、私たちは新たしいクラスのゲームを携帯電話やタブレットに提供し、人々が繋がるより簡単で、より良い方法を実現していきます」とコメントしています。
第4四半期の日間アクティブユーザー(DAU)は5600万人に成長(前年同期は5400万人)、ただし第3四半期の6000万人と比べると6%減少しました。月間アクティブユーザー(MAU)は2億9800万人で、前年同期の2億4000万人から増加。ただしこちらも第3四半期の3億1100万人と比べると4%の減少となりました。
売上面では、DAUに対する日次の売上(ABPU)は0.051ドルで、前年同期の0.061ドルから減少。第3四半期と比べると0.047%で8%の増加でした。月次の課金ユーザー数は290万人で、前年同期と比べて1%減少、第3四半期と比べて2%の減少でした。
2013年度第1四半期の業績見通しは、売上高が2億5500万ドル~2億6500万ドル。純損失が3200万ドル~1200万ドルとしています。
ジンガは依然としてはフェイスブックではトップ10のうち5タイトルを独占するなど存在感を保っています。タイトルの閉鎖があったことからDAU、課金ユーザー共に減少に転じていますが、モバイル分野ではcomScoreの発表で米国のモバイルゲームプレイヤーの時間消費でトップで、次ぐ5タイトルを合計したよりも長かったということで、この分野での再起が期待されます。