発表によると、売上高は1601億5100万円、営業益は149億2000万円(前年同期比51.7%減)、税引前四半期純利益146億7200万円(同51.1%減)、最終利益は88億2100万円となりました。ゲームの開発や、カードゲームを扱う「デジタルエンタテインメント事業」を中心にいずれの事業も減収減益を記録しています。
デジタルエンタテインメント事業を詳しく見ると、コンシューマゲームの売上高は235億円(前年同期比33.6%減)、ソーシャルゲームは244億円(同7.9%減)となっており、いずれも前年同期を下回る結果に。なお、アミューズメント機器や遊戯王カードのカードゲームも好調に推移したとされるものの、売上は前年同期よりも微減となっています。営業利益は806億円(前年同期比35.8%減)と減益となりました。
今後は、ソーシャルコンテンツにおいては、同社の最有力タイトルである『ドラゴンコレクション』に続くヒットコンテンツを生み出していくと掲げています。また、NTTドコモの「dゲーム」や海外の新たなプラットフォーマーへの展開も積極的に図るということです。
コンシューマゲームは『メタルギア』シリーズの最新作である『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』の発売、そして厳選されたトリプルAタイトルをグローバルで展開していくとしています。特にグローバル展開に注力するようで、海外のニーズを取り込むべく、現地でのゲーム制作体制の強化も同時に進展させていくということです。