■歯ごたえのあるダンジョン探索が楽しめる「黒呪島」
本作では、緑が豊かで広大なグランシス半島だけでなく、凶悪な魔物がはびこる邪悪な雰囲気の「黒呪島」が新たな舞台として登場しました。プレイヤーは覚者として、不思議な女性「オルガ」に導かれ、この地に降り立つことに。オルガは何かの目的により覚者を呼び寄せたようですが、本人自身にもはっきりと思い出せないようです。話しかけると倉庫管理やスキル変更といった機能に加え、リムを消費して呪われた暗黒の品「黒呪アイテム」の解呪も可能。解呪したアイテムには消耗品をはじめ、武具などさまざまな種類が用意されています。
ダンジョン入り口には石版が置いてあり、内部で石版の欠片を見つければ「何が起こったのか?」という疑問のヒントを得られそう。ストーリーへの理解を深めたいユーザーは、積極的に回収したいところですね。石版は全部で12枚ほど集める必要がありそうです。
また、島の中で出会う「バロック」は、プレイヤーと同じく覚者の1人。この地に入った覚者のほとんどが命を落しているようですが、彼はどうにか生き残っている様子。バロックは、竜覚醒した武具のさらなるアップグレードも可能なため、黒呪島の探索における心強い味方となりそうです。なお、新たなNPCはこの2人以外にも登場します。続報が待ち遠しいですね。
■空間を利用した、さまざまなアクションで切り抜けよう
前作では半島を駆け巡る冒険が多く、いわゆるダンジョンのような閉ざされた空間はあまり多くありませんでした。一方、黒呪島では壁や扉に阻まれた空間や、高低差のあるマップが多くなっています。例えば、敵の攻撃をしのぐ際は階段を駆け上がってバルコニーのような場所に移動し、隙ができたら飛び降りて直接攻撃に転じるといった戦略的な戦い方もできるようになりました。天井から釣り下がった塊をよじ登り、遠心力で回転しながら攻撃を加えられそうです。
また、鍵のかかった扉や仕掛け扉、落石トラップや釣り橋などが行く手を阻むことも。横道や段差などで分岐も多く、目的地の指示以外にもさまざまなルートも選択可能です。宝箱や素材の回収、クエストのクリアなど、プレイヤーの目的に応じてさまざまなエリアを訪れてみましょう。
黒呪島には探索の途中でもクエスト掲示板や宿屋・回復の泉、バロックの倉庫管理や武器アップグレードを利用できる空間がいくつも存在します。さらに壊れたリムを修復できるため、途中でポーンが消失してしまっても、入り口まで戻らずに再雇用ができるのも嬉しいポイントです。
■リムの使い道や、新たなアイテムなども用意
呪いの解除や武具アップグレード、壊れたリムの修復などに大量のリムポイントが必要となるのも特徴です。これまではポーンの貸し借りや敵が落とすわずかな量しか取得できませんでしたが、敵からの取得や採取がやりやすくなりました。
スキルでは「EX」という上位ランクを解放。攻撃回数の増加など、しっかり強化すれば優位に戦えそうです。また、スキルの強化ができる指輪のバリエーションも豊富になりました。より自分好みのスタイルを確立するのにうってつけのアイテムとなりそうです。
このほか、燃料の消費が増えるものの強い光で照らすランタンの登場や、アイテムの受け渡しでポーンの所持アイテムが表示されるように。「こんなのが欲しかった」「こうだったらもっと遊びやすいのに」といった、細かな修正が多数入っている実感を得られました。
後編へ続く。
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