最初に登壇したのはバンダイナムコゲームス代表取締役社長の大下聡氏。『ワンピース 海賊無双』は国内外で120万本を突破したことを発表。この日、関係者やマスコミには大入り袋も配られ大ヒットと呼べるタイトルになったことを喜び、また『ワンピース 海賊無双2』が予約だけで50万本を突破したことを受け、日本で誇れるような世界で最も期待されるような作品に育てていきたいと抱負を語りました。
また、ソニー・コンピュータエンタテイメイントジャパン プレジデント河野弘氏は、今回PS3版とPS Vita版の2つを用意してもらったことに対し、開発者への労いと感謝を述べました。今回2機種で用意した理由には「PS3版のハイレベルなグラフィックや楽しさを家でも外でもクロスデータを共有して遊んでほしい」という思いがあったそうです。
集英社 週刊少年ジャンプ編集長 瓶子吉久さんからは、原作者・尾田栄一郎さんからコメントが届いていることを明かされ、そのコメントはスリラーバーグ編を担当した五代目編集者大西恒平さんが代読することになりました。
「『海賊無双2』のデモを見た僕と担当の反応。」という文字がスクリーンに映し出されると、「スゴッ!!強っ!!ズルい!!!エロッ!!!あははははは!!あははははは!!あー爽快っすねコレは。」との言葉が並び、「相変わらず作り手まで楽しんじゃってますね。発売が楽しみです。」と続きました。瓶子さんからはついでに、ということで「ワンピース」69巻が本日発売したこと、Vジャンプ編集部から3月21日に『ワンピース 海賊無双2』の攻略本が発売されるということ、そして最後には「週刊少年ジャンプは毎週月曜日発売なのでよろしくお願いします」とハニカミながら宣伝をして会場もドッと笑いが漏れていました。
ここでアナウンス「ほっほー、みんな集まって楽しそうなことしてるじゃねぇか~!なんか、突破したり完成したりしたんだってな!なんかわけわかんないがめでて~な~!宴だぁぁ!ナミ、サンジ、よろしくな!」とルフィの声!それに「おう!キャプテン!」と応えてサンジ役の平田広明さんとナミ役の岡村明美さん。
お二人は「ONE PIECE FILM Z」の決戦服で登場。平田さんは後ろにいる3人の美人コンパニオンを見て「なぁに~これ、コスプレパーティーみたいじゃない」と目をハートにしていました。そこへ颯爽と登場したのはコーエーテクモゲームス 開発チーム「ω-Force」プロデューサー鯉沼久史氏とバンダイナムコゲームス「ONE PEACE」ゲームプロデューサーの中島光司氏。いつものバーソロミュー・くまの姿で登場した中島氏を見て、平田さんは「偉い人ですよね?」と突っ込んでいました。ちなみに、鯉沼氏はきちんとゲームを説明をするためにコスプレは遠慮したのだそう。
そしてそしてスペシャルゲストとしてタレントの芹那さんがペローナの姿で登場。コンパニオンの3人を含めると7人もの登壇者がコスプレ姿という、まるでハロフィンのような雰囲気のステージとなりました。
鯉沼氏と中島氏からは完成したばかりのPVが紹介されました。前作から1年足らずでの発売となりますが、キャラクターがより立体的で存在感ある仕上がりになっているのが印象的でした。その後のゲーム情報紹介では、「麦わらの一味がまさかの分裂!?」との文字がありサンジがロビンを蹴るようなシーンが。これには平田さんも思わず「さっきPVで死んでも女は蹴らん!って言った傍から……!」と発言。ワンピースファンならドキッとしてしまうゲームだけの物語が展開されるとのことです。
発表会最後には、芹那さんが実機でプレイ。前作もプレイしたことがあるという芹那さんはサクサクと敵を倒していき、プレイ後には「しばらく私どこの現場に行っても『ワンピース 海賊無双2』めっちゃおもしろかったよ!っていいふらしちゃうと思います」とにこやかにコメント。あまりゲームをやらないという平田さんは「やるとハマっちゃうので、やらないほうがいいのかも?」とそれだけクオリティが高く楽しそうだということをアピールし、岡村さんは「PS Vitaで町に行ってもやりたい」とコメントしました。鯉沼氏からは「前作よりもパワーアップして帰ってきましたので、体験版もありますし触って楽しんでいただきたい」、中島氏は「スタッフがワンピース愛をMAXにして2を開発したので、是非ワンピースファンの人に触っていただきたいと思います」と発表会を締めました。
『ワンピース 海賊無双2』は3月20日発売予定。価格はPS3版が8,190円(税込)、PS Vita版が7,140(税込)、「ワンピース 海賊無双2 TREASURE BOX」が12,390円(税込)となっています。
(C) 尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C) 2013 NBGI
開発:コーエーテクモゲームス
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