表彰に先駆けて、グリー代表取締役社長の田中良和が登壇し、挨拶を行いました。田中氏は「このカンファレンスも5回目を迎えました。プラットフォームがどんどん大きくなっていく中で、こうして回を重ね、皆様とお会いできるのをうれしく思います。ここ1年を見ると、スマートフォン・ネイティブアプリのシェアが伸びていると感じます。また、海外についても内製タイトルを含め、売り上げ増を目指しておりますので、引き続き皆様と一緒に開発を進めていければと思います」と語りました。
田中氏の挨拶に続いて、いよいよ「GREE Platform Award」の発表と表彰が行われました。まず表彰されたのは、2012年に殿堂入りを果たしたコナミデジタルエンタテインメントの『クローズ×WORST~最強伝説』。コナミデジタルエンタテインメント ドラコレスタジオ 兼吉プロダクション 統括プロデューサー 高清水 響氏が、グリー執行役員マーケティング事業本部長 小竹氏からトロフィーを受け取りました。高清水氏は「このようなすばらしい賞をいただき、うれしく思っています。原作ファンの皆様に支えられてきた結果だと思うので、これからも期待に応えられるよう運営していきたいと思います」と喜びを語りました。
さらに、コナミデジタルエンタテインメントからは『ドラゴンコレクション』が殿堂入り特別表彰を受けました。『ドラゴンコレクション』は3度目の殿堂入り特別表彰を受けたとのことで、ドラコレスタジオ 兼吉プロダクションエグゼクティブプロデューサー兼吉完聡氏は「このタイトルは750万人ものユーザーさんに楽しんでもらっているアプリです。この結果に満足して慢心せず、お客様を大事にしていきたい」と語りました。
そして、総合大賞に選ばれたのは、オルトプラスの『バハムートブレイブ』でした。『バハムートブレイブ』はこれまで特別賞と優秀賞に選ばれたタイトルですが、今回ついに総合大賞の獲得を果たしました。オルトプラス代表取締役CEO石井武氏は「このタイトルを取るために、社員一丸となって頑張ってきました。三度目の正直で大賞を取ることができて、とてもうれしく思っています。これに満足せず、殿堂入りできるようにユーザーさんを驚かせるような開発をしていきたい」と喜びをあらわにしました。
そのほか、RPG最優秀賞・シミュレーション最優秀賞・恋愛ゲーム最優秀賞・グローバル優秀賞・優秀賞5タイトル・特別賞5タイトルが「GREE Platform Award」に輝きました。表彰されたのは次のタイトルです。
・総合大賞
『バハムートブレイブ』(オルトプラス)
・RPG最優秀賞
『エンペラーズサガ』(スクウェア・エニックス)
・シミュレーション最優秀賞
『ぼくのレストラン2』(enish)
・恋愛ゲーム最優秀賞
『王子様のプロポーズ forGREE』(ボルテージ)
・グローバル優秀賞
『Reign of Dragons』(ドリコム)
・優秀賞
『幻獣姫』(gumi)
『NBA 2K オールスターズ』(CyberX)
『ドラゴンキャバリア -最後の騎士団-』(スーパーアプリ)
『ドラゴンタクティクス』(enish)
『一騎当千バーストファイト』(マーベラスAQL)
・特別賞
『ビーストバトルクロニクル ゼロ』(メディアインクルーズ)
『ポップ☆タワー for GREE』(タイトー)
『サモンナイト コレクション』(バンダイナムコゲームス)
『超破壊!! バルバロッサ』(インブルー)
『IDOL J@M』(フジテレビジョン)
特別賞に選ばれた『IDOL J@M』の表彰では、ユーザー代表として安田大サーカスのクロちゃんが登場するというハプニングもありました。クロちゃんは壇上で「『IDOL J@M』してたらいつの間にか来ることになっちゃったんですが、ユーザー代表ってことでノーギャラなんですよ! ここにいる各社さん、どうにかお仕事回してください」と叫び、会場の笑いを誘いました。