和田氏は2000年にスクウェアの取締役となり、2001年に社長に就任しました。経営危機にあったスクウェアを再建し、任天堂との関係を改善するなどで手腕を発揮。2003年のスクウェア・エニックス発足後も社長を務めてきました。
しかし、近年は同社の業績が芳しくなく、先ほどもお伝えしたとおり、2013年3月期の業績が大幅な赤字を計上する見込みとなっており、その責任をとって退任するものとみられます。
後任の松田洋祐氏は2001年にスクウェアに入社、2003年スクウェア・エニックス発足と同時に同社執行役員経理財務部長に就任し、2004年からは取締役経理財務担当。2008年以降はスクウェア・エニックス・ホールディングス取締役経理財務担当(現任)を務め、先日同社の代表取締役就任が発表されたばかりでした。
なお、和田氏の今後の役職については未定です。