今回のアップデートは先日伝えられていた「リサイクルセンターのバグ修正」、「河川に隣接した水源範囲の拡大」、「カジノの強化」を中心に多数のアップデートと修正が加えられる予定。このアップデートは23日の朝5時より約2時間にわたり全てのサーバーをダウンさせて実施される予定です。
■最新情報
・市長の屋敷:市長が高級車に乗って出勤するようになりました。また、モジュールが解除されていれば、ヘリやリムジン、スポーツカーでの出勤も可能です。
・HUD:カラーブラインドモードが有効な場合、色の補正が入ります。
・データマップ:カラーフィルターを有効にした際はフィルター処理されたカラーがデータマップに表示されます。(カラーブラインド時を除く)
■修正と更新
・街の処理:街が適切に処理を行わない原因となっていた、いくつかの問題を改善しましたが、引き続き対応しています。
・地域フィルター:有効な都市がリストの上から順に表示されるようになりました。
・招待:地域への招待がより迅速に送受信できるようになります。
・観光客:観光客の数が説明のつかない変動を起こす問題を修正しました。交通量から、より正確に観光客の数をカウントするようになりました。
・クルーズ船は中流階級、上流階級の旅行者を効率的に連れてくるようになりました。
帰路についた旅行者が地域を出るまで街に入れなかった新規旅行者は、帰路についた旅行者が電車やバスの駅や波止場に着いた時点で街に入ってくるようになりました。
この修正によって旅行者増加時間が短縮されるはずです。
・カジノ:ギャンブルがより収益性の高い産業となるよう調整しました。既に建設したカジノを一度壊し、カジノを再設置して確認してください。
より大きなカジノはより多くの旅行者を受け入れることができるようになります。
この修正を反映させるには、既存のカジノと置き換える必要があります。
・カジノ:「SFカジノ」と「オシャレなカジノ」の追加モジュールの上限が6になりました。
・地域:破産した街でも、現金のプレゼントを受け取ることができるようになりました。
・教育:スクールバスが高校で立ち往生する問題を修正しました。既存の学校も修正が適用されます。
・教育:スクールバスが、バス停の存在しない近隣の街の学生たちを乗せてしまう問題を修正しました。
・教育:より正確に地域の学生数をカウントするようになりました。
・教育:スクールバスの停留所を離れた子供たちは、その場から直接学校へ向かわず、最寄りの緑道に転送されます。
・教育:大学の各棟が適切なボーナスを与えるようになりました。
・リサイクル:リサイクル工場が機能しなくなる問題を修正し、リサイクルサービスが他の街にも影響を及ぼすことができるようになりました。
・大気汚染:実在しない場所から大気汚染が発生する問題を修正しました。地域の大気汚染が街に戻り、重複したペナルティの原因となっていた問題を修正しました。
・水道:水のポンプはより広範囲に渡って河川から水を汲み上げるようになり、水源が豊富な街ならではの効果が発揮されます。
・災害:一部の市長が非常に高い頻度でランダムな災害にあっていたため、ランダムな災害の発生しないクールダウンタイムを導入しました。
・貿易:突然貿易港からの出荷が停止する問題を修正しました。
・交通:路面電車とバスは優先して大型停留所に向かうようになりました。
・交通:住民と公共の交通機関を持つ街は、労働者と買い物客を隣接する街に正しく提供するようになりました。
・交通:輸送車両は延々と乗客を乗せようとせず、車庫に戻るようになりました。
・輸送車両はアップデート後自動的に回復するはずですが、まだループ問題を抱えている場合、その停留所を強制的にオフにして、数時間後改めてオンにしてみてください。
・交通:街に入ってくる近隣のバスの数が減少することによって、地元の乗客を先に乗せるようになります。
・住居調整(※):居住専用の街にあった不具合を修正しました。
・予算:火事やゴミ、汚水などのシステムが正常に動くようバグを修正しました。
・音声:大きな街を創った後、音声が消えたり、不要な音声等が聞こえたりする問題を修正しました。
・取り壊し:都市や地域の外に職員を派遣中の建物や、車両を抱えた状態の建物を取り壊し、同じタイプの建物を建て直した際に、シムの挙動がおかしくなる問題を修正しました。
なおリストにある住居調整に関するアップデートは海外の公式ブログではその内容がより詳しく記載されており、実際には住居地区の不具合を調整したのでは無く、幸福度や密度に関する仕様が大きく変更されたものとなっている模様です。パッチノートでは税率や警察消防より得られる幸福度が低下し、よりシムが労働することにより幸福度が得られることを強調した調整内容となっていることが伺えます。
■住居調整
・電力や水が届いていない場合に建物の密度が上昇しないようになった。
・低い税率、警察、消防署、保健より得られていた大量の幸福度が低下した。
廃墟化すべき建物が時々していなかったケースを修正。
・高密度の住宅建築物はシムがお金を持っていない際に廃墟化するようになった。
・低い税率による幸福度は常に倍増しなくなった。
・職を持たないことによる幸福度の低下はより大きな影響をもたらすようになった。
海外の公式ブログでは住居のみの都市が非常に困難な挑戦となる(Residential-only cities have failure state.)ことが記載されており、アップデート後は商業や工業地区との配分をより慎重に考えて都市を運営することが重要となるのかもしれません。アップデート2.0にてどのような変化と改善がもたらされるのか、市長は来週火曜日を楽しみにしておきましょう。