同社は新たに発足させる「Overwatch」と名付けた監視システムのベータ版で、コミニュティ内の信頼できるメンバーを調査員として選定します。調査員は不正が行われた可能性のある戦闘のリプレイ映像を見て、不正の軽重、あるいは証拠不十分であるかどうかなどのジャッジを下すことを求められます。いわばコミニュティ内の“自警団員”といえるでしょうか。
案件において調査員全員が不正があったと認めた場合、該当するプレイヤーは不正の度合いに応じて一定期間のコミニュティ参加を禁止されます。もちろん、逆にすべての調査員が証拠不十分と判定した場合は案件そのものが棄却されます。現状ではベータ版であるため、判定を下す係争中の案件はまだ少ないということです。
今後Valve社によって選ばれた調査員には、まず最初に自身の立場を理解して正しい判断が出来るかどうかをテストするため、既に決められた案件が与えられることになります。
ごく一部の悪意のあるプレイヤーの不正行為の発見と防止は、これまでは管理者側に一任されてきた感もありますが、今回のValve社の計画はオンラインコミュニティ内の自治の向上に、参加するプレイヤーたちに一役かってもらおうとするものです。いわばプレイヤーの参加者意識に訴えるもので、成熟期を迎えたオンラインコミニュティの未来図を占う動きになるかもしれません。
関連リンク
編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
「ちいかわ」かまぼこチップは、食べるのがもったいないほど可愛い!キラキラシール入り「ちいかわまぜごはんの素」が期間限定発売
-
トヨタが本気で「ミライドン」を作ったら…ポケモン監修による「トヨタミライドンプロジェクト」始動
-
『真・女神転生V』“美人&美少女”悪魔のオンパレード! お預け小悪魔からチラ見せ美女までお届け【フォトレポ】
-
『モンハンライズ』人気武器No.1はどれだ! 1,600人以上の読者が選んだ投票結果ー選ばれたのは?
-
『モンハンライズ』マルチプレイで押さえておきたい6つのポイントーみんなで集まって遊んだ日々が帰ってくる!
-
『モンハンワイルズ』に向けて最高のスタートダッシュを切ろう!今だからこそおすすめしたいゲーミング機器5選
-
【e-Sportsの裏側】「好きは仕事にできるんだぜ!」―CROOZとRascal Jesterが生み出すe-Sportsの新たな可能性とは
-
『Apex』世界大会で注目の日韓チームをピックアップ!日本からは「破壊神」と「個人技王」も
-
これがアメリカのガンダムベース!ガンプラ無料配布や巨大立像の展示など、家族で楽しめる“体験”を重視した内容に【フォトレポ】
-
【レポート】『刀剣乱舞』シナリオ担当・芝村裕吏が語るキャラクター設定とは…「設定作った刀剣は100以上」「和泉守兼定は2つ設定がある」