しかし、懐かしすぎるゲームなのでちょっと説明を。チクタクバンバンは、動き出したら止まらない目覚まし時計型人形のために、線路パネルを繋げて道を作るゲームです。そして、水道管ゲームは、バルブカードから水道管カードを繋げていくゲーム。ええ、どちらもパネルやカードを繋げて、進路を確保するゲームで、えらく懐かしいゲームです。『ギャザーオブドラゴンズ』は、そんな懐かしのゲームたちと同じ臭いを感じるゲームです。
ゲーム、ゲーム連呼したところで、本題に戻りましょう。『ギャザーオブドラゴンズ』の舞台は、ドラゴンによってバラバラに破壊された大地で構成されている世界。それはもう、すがすがしいほどにバラバラに破壊されているので、道もバラバラです。しかし、プレイヤーはドラゴン討伐に向かわねばなりません。そこで、道を繋げながらダンジョンを突き進もうじゃないか!という結論に至るわけです。
■道というものは自分で切り開くもの
ゲームの基本は、道が描かれたパネルを繋げて、キャラクターが通るための道を作ることです。目的はドラゴンを倒すことですが、ダンジョンの中には敵もいれば、宝箱もあります。敵や宝箱からは、装備を作るための素材をゲットできるので、ボスであるドラゴンを探しつつ、敵や宝箱から素材を集めながら突き進んでいきましょう。
パネルに描かれている道は直線、右カーブ、左カーブなどいろいろ。そこに道以外の敵パネル、宝箱パネル、障害物パネルなどが加わり、冒険すべきダンジョンは混沌としています。スタート時、これらのパネルがバラバラ事件状態になっているので、パネルを動かして、道を繋げてください。ただし、障害物パネルやイベントパネルは動かせません。恋は障害が多いほど燃えるもの。ゲームだってそうです。障害は必要なんです。そんなわけで、動かせるのは道パネルのみ。キャラクターは道が繋がると、自動的に動き出します。
■ときには寄り道も必要です
目的はドラゴン討伐なので、敵パネルや宝箱パネルを無視しつつ、ドラゴンまで最短距離で突っ走る!というのもアリです。しかし、移動距離が長いほど入手ゴールドが増えるので、遠回りするのもアリです。ゴールドは装備作りに必要ですよ!さらに、このゲームは、装備を作るのも楽しみの一つ。敵パネルや宝箱パネルに道を繋げて、寄り道しながら、素材を集めましょう。1回の移動で、複数のイベントパネルを通過するように道を繋げると、コンボになり、入手ゴールドが増えるという特典もあるので、寄り道は重要です。
■1人でダメなら複数でゴー!
道を繋げて辿り着いた先にいるのは、いかついドラゴン。道中に出てくる敵とは比べものにならない強さです。意気揚々と挑んだら、即敗北なんてことも。しかし、そんなときは他力本願パワーでいきましょう。1人でダメなら2人!2人でダメなら3人!3人でダメなら4人で行けばいいのです。ステージ最後のボスは、最大4人で戦えるので数で圧倒です。
友達作りは簡単!冒険中に出会ったプレイヤーをフォローすることができるので、力を借りたい相手が見つかったらフォローしましょう。そして、自分がフォローしている相手から、フォローしてもらうことができると、その友達は「戦友」になります。「戦友」になると、バトル時に力を借りられる時間がアップ!ただし、友達がバトルに参加してくれるのは、ボス戦のみです。ボス戦は、自分のHPがゼロになったら、友達が生き残っていてもゲームオーバー。最後に物を言うのは、己の力というわけです。
■素材は剥ぎ剥ぎします
装備作りは、宝箱を空けるか、敵から素材を剥ぎ剥ぎして、集めてくることからはじまります。敵を倒したときは、剥ぎ取りチャンス!自動的に剥ぎ剥ぎしてくれるモードと、敵が化石になるモードがあります。面白いのは、敵が化石になったとき。敵が12枚のパネルになるので、好きな部分を選んで素材をゲットできます。集めた素材は、合成して装備に。装備を変えると、キャラクターの見た目もかわります。
■攻略のポイント
移動距離を伸ばすポイントは、道の繋げ方です。キャラクターがいる場所から道を繋げていくと、イベントパネルに道が繋がった瞬間にキャラクターが歩き出してしまうので、距離が稼げません。キャラクターがいる場所から道を繋げる場合は、キャラクター周りのマスを1マス空けておいて、最後に空けておいたマスを埋めることで道を繋げると距離を稼ぎやすくなります。もしくは、目的地になるイベントパネルからキャラクターに向かって道を繋げていく方式をとりましょう。キャラクターが移動している間もパネルを動かせるので、移動中にコンボを狙うのもアリです。
■プレイした感想
特筆すべきは、スタミナという概念がないこと!これは、ナイスです。スタミナ回復を待つ必要がないので、好きなだけプレイできます。装備の種類も豊富で、次はどの装備を作ろうかなーと悩むのも楽しい!しかし、残念なことに、キャラクターの顔は選べません。選べるのは性別のみ。フェイスタイプが選べるようになれば、さらに装備のために剥ぎ剥ぎしたくなるハズ。自分で道を切り開きたい方や装備を集めたい方は、ぜひプレイしてみてください。
『ギャザーオブドラゴンズ』は、好評配信中で基本プレイ無料のアイテム課金制です。
(c) 2013 NBGI
「ロイドレポ」 byさかまきうさろーる
ファミコンのA/Bボタンが四角だった頃からのゲーム好き。最近はAndroidにご執心。のんびりライターとして活動しながら、ゲームをプレイ中。ときどきすれ違いを求めて、3DS片手に福岡を徘徊しています。
Twitter:@sakaroll
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
モバイル・スマートフォン アクセスランキング
-
『FGO』宝具かるたを開封!全52種類の中で一番長い宝具台詞は117文字
-
「フィギュア」はどうやって作られる? トップメーカーに密着したら、進化し続ける“職人技”がスゴかった!【フィギュア作り】
-
3日坊主じゃないニャ!毎日新しい絵日記が読める『トロのまいにち絵日記』が登場
-
『ウマ娘』マンハッタンカフェの「お友だち」は、競馬界を繁栄させたあの名馬?その正体を考察【ネタバレ注意】
-
今さら聞けない『アズールレーン』ー『艦これ』との違いや魅力って?【特集】
-
新技を覚えたボルトロス(れいじゅうフォルム)MAX強化でジム戦徹底検証!ゼクロムとどっちが強い?【ポケモンGO 秋田局】
-
『ダンジョンメーカー』開発元の新作『ダンジョンスクワッド』Android版リリース!iOS版も配信予定
-
漫画「ムシブギョー」新キャラのデザイン変更について、酷似性を指摘した海外ゲームメーカーがコメント
-
競走馬・カレンチャンのカワイイところって?『ウマ娘』ファンを驚かせた“ボーイフレンド”の発言
-
“攻めのNHK”、『ウマ娘』を大胆パロディ!幕末風になった「騎馬娘」や「サクラ幕臣オー」