この失踪騒動は、「原田さんが先週オフィスを離れた後行方不明になりました。現在我々は彼の行方を捜しています。」というショッキングなメッセージが原田氏のTwitterアカウントを通じ英文で流されたことが始まりです。
これが流れされたのは6月5日で、メッセージは鉄拳プロジェクトサポートチームによるものでした。失踪の知らせはまたたく間に全世界のゲームファンたちに広がり、海外ゲームメディアにも掲載されました。
「もしかして何かのPRじゃないの?」という声もあがってはいたものの、多くの人が原田氏の行方を心配しており、ネットには彼の無事を祈るコメントが多数見受けられました。
しかしその後、原田氏が毎日Steamにログインしている形跡があることが判明し、どうやら事件性はないことが確認されました。騒動を知った本人もかなり驚いたようで、事の顛末をTwitterで報告しています。
実はオフィスから失踪したと思われていた日はマスターバージョンの完成日で、しかしその時風邪をひいて熱が出ていたため、自宅に戻ってテキーラを飲み、いくつかの仕事をこなしたそうです。
その後、小野プロデューサーが先月購入した車のテストドライブをしたり、積んでいた『Crysis 3』や『Bioshock Infinite』、『Metro: Last Light』などをプレイしていたため忙しく、オフィスからの電話は無視していました。
本人はひと仕事終えたあとの短い休暇のつもりでおり、しかもその間小野氏とも会っていたため、まさかこんな騒動になっていたとは夢にも思っていなかったようです。なお原田氏は、自分が元気であることの証明に、Twitterで現在の写真を掲載しています。
今回の失踪騒動で、いかに世界中のファンから愛されてるかが明らかになった原田氏ですが、来週からはじまるE3にも参加予定だということですので、各国の開発者からこの件を質問されまくるかもしれませんね。
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