iOS 7は予想された通り非常にフラットなデザインとなり、iOS 6からイメージをガラッと変えたものとなった。プリインストールアプリのデザインも一新。ロック画面や天気予報画面のバックグラウンドではライブアニメーションが流れるようになっている。
通知センターは、ロック画面からでも呼び出せるようになり、さらに、今日の通知、全ての通知、不在通知というようにタブ分けされ、横にスワイプすることで直感的に切り替えが可能に。メッセージもリストとチャット画面がスワイプで切り替えられるようになった他、フォントもよりシンプルですっきりしたものに変更された。
画面下部からスクロールアップすることで「コントロールセンター」という画面を呼び出せる機能も追加。明るさや機内モードの設定、懐中電灯モードの開始、音楽再生など様々なアクションが行える。ホームボタンをダブルタップすると、マルチタスクモードに。全てのアプリがマルチタスクに対応した。Safariも進化し、新規ウインドウのタブ制限は撤廃。複数タブをトランプのカードの様に表示でき、スライドして順番の入れ替えやページ選択ができるようになった。
長年変化の無かった「Photo」も進化し、撮影場所や日時で写真が自動整理される、iPhotoのイベント機能のようなものが搭載された。写真は、iCloudやFacebook、今回からiOSにも対応するAirDropなどで共有可能。
さらに、「siri」には男性の声が追加された。今の所、英語、ドイツ語、フランス語だけの対応。明るさの調整や留守電メッセージの再生、TwitterやWikipediaとの連動など対応範囲も広がった。また、「iOS in the Car」ということで、車との連携も強化。車のディスプレイにiOSデバイスの画面をそのまま表示し、siriでコントロール。メッセージの読み上げ機能なども備える。AppStoreは低年齢層の利用を考慮し、年齢別での検索が可能な仕様に。その他、アプリの自動アップデートが可能になった。
噂されていた音楽ストリーミングサービス、「iTunes Radio」も発表された。既存のミュージックアプリに組み込まれており、広告が表示される代わりに利用料は無料。自分好みのステーションを作成したり、さまざまな“おすすめ”機能で新しい曲に出会えるとのこと。こちらはまず米国からのスタートになる。
紛失したiPhoneを遠隔でワイプした際、再度アクティベーションするにはアップルIDとパスワードの入力が必須となるActivation Lockも追加されている。
iOS 7は、開発者プレビュー版が本日から、一般向けには今秋に提供開始予定。iPhone 4/4S/5、iPad 2、iPad Retina model、iPad mini、iPod touch第5世代以降に対応するとの事。
編集部おすすめの記事
モバイル・スマートフォン アクセスランキング
-
『FGO』「あなたにとってママっぽいサーヴァントといえば?」結果発表―決め手は母性愛!【読者アンケート】
-
レイド続きで回復アイテムが少なくなってない?知っておくと得する補充術【ポケモンGO 秋田局】
-
【ネタバレ注意】『ロマサガRS』最終決戦に臨むグスタフ、プルミエール、ロベルト、ジニーの宿命の物語を解説!『サガ フロンティア2』が名作と語り継がれる理由に迫る
-
話題のお色気Androidアプリ『たわゆれっ!ブラフープ』無料体験版が登場
-
『ウマ娘』最後に「逃げ切りシスターズのライブ」が披露!ファル子イベ、総獲得ファン数は“3.3兆人”で閉幕
-
『ウマ娘』で一番“大食い”なイメージがあるのは?得票率91%で絶対王者が誕生!【アンケ結果発表】
-
『FGO』宝具かるたを開封!全52種類の中で一番長い宝具台詞は117文字
-
『ウマ娘』のたづなさんって一体何者?「ウマ娘説」「トキノミノル説」の根拠となっているのは…
-
『FGO』ワダアルコ氏の描く「水着カーマ」がTwitterに降臨!この“かまちょ”、最高にキュート過ぎる…
-
ドット加工でマリオやドラクエ風の写真が撮れるスマホアプリ『ファミ魂カメラ』 ― 裏技もあるよ