発売まであと一ヶ月ほどとなった『ドラゴンズクラウン』は、冒険者となりモンスターが徘徊する地下迷宮へと旅立つ2DアクションRPGで、マルチプレイ環境や独特で魅力的なビジュアル、世界観などから多くの注目を浴びている一作です。
寄せられる新情報などを見るだけでも期待が高まる理由は一目瞭然ですが、ヴァニラウェアが開発を担っているという点も、魅力的な要素としてあげられます。
ヴァニラウェアは神谷盛治氏が率いる開発会社で、同社が手がけるゲームは、オリジナリティの高いゲーム性や美麗ながらも個性的なビジュアルなど、中身も見た目も高いクオリティを維持しつつ特色として昇華させています。『オーディンスフィア』や『朧村正』といった2DアクションRPGのゲーム開発も得意としており、同ジャンルとなる本作にも必然的に募る期待が寄せられます。
そんな『ドラゴンズクラウン』の小説化が、このたび決定しました。著者は、日本で最も売れたテーブルトークRPGとも言われる「ソードワールドRPG」を生み出したグループSNEに所属する、加藤ヒロノリ氏。代表作は、トレーディングカードゲーム「モンスターコレクションTCG」のゲームデザインや同作の関連小説、および「ホーリィの手記」シリーズなどがあり、ファンタジー世界を描くことには定評があります。
また気になるイラストですが、表紙はヴァニラウェアの代表であり、前述した『オーディンスフィア』『朧村正』などのキャラクターデザインを手がけた神谷氏が描きます。また本文のイラストは、ヴァニラウェアに加え、末弥純氏、米田仁士氏という、日本のファンタジー好きには垂涎の的とも言える2名のイラストレーターがその腕を振るいます。
このノベライズでは、ウィザードのクロイツとアマゾンのサラが、旅路の中で様々な仲間と出会いながら、己の目的を果たすため冒険に身を投じていく話が記されます。「『ドラゴンズクラウン』の知られざる伝説を描く物語が、今始まる!」といった一文から察するに、本編では描かれないサイドストーリーが明かされるのかもしれません。
ファンタジーRPG界の老舗とも言えるグループSNEと、確かなゲーム作りと際立つオリジナリティで信頼を勝ち取ってきたヴァニラウェアの出会いは、どのような小説を生むのでしょうか。まだ発売日なども公表されていませんが、そちらの続報と共に、新たな物語の誕生を見守りましょう。
『ドラゴンズクラウン』は、2013年7月25日発売予定。価格はパッケージ版が8,190円(税込)、ダウンロード版は6,980円(税込)です。
(C)Index Corporation 2011 Produced by ATLUS
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