7月11日からアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で、選考対象の作品募集を開始する。応募のあった作品を選考、12月上旬に各賞を発表する。2014年2月5日から16日まで、2013年と同じ東京・六本木の国立新美術館をメイン会場として受賞作品展を開催する。
文化庁メディア芸術祭は、メディアアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門を対象に、過去1年間で優れた作品を顕彰する。部門ごとに大賞、優秀賞、新人賞が発表される。受賞作品の鑑賞の場となるメディア芸術の総合フェスティバルを開催する。
メディアもともとは伝統芸術に比べて、文化としての認知度や懸賞の機会が少なかった新領域やポップカルチャーの振興を目指して設立された。開催から17年でメディア芸術分野の認識は大きく高まったが、メディア芸術祭もその一翼を担った。
また、メディア芸術祭自体も大きく成長している。昨年度の第16回は、世界72の国と地域から3503点に及ぶ作品の応募があり過去最高を記録した。
前回の大賞は、アート部門では9人の声楽家が自動制御の台座のうえで合唱するパフォーマンス作品『Pendulum Choir』、エンターテインメント部門ではPerfumeの世界デビューを記念したプロジェクト『Perfume “Global Site Project”』が選ばれた。アニメーション部門は、大友克洋監督による『火要鎮』、マンガ部門ではバンド・デシネの人気シリーズの初邦訳版『闇の国々』が選ばれている。
『火要鎮』は、2012年のフランスのアヌシー国際アニメーションフェスティバルや広島国際アニメーションフェスティバルなどでも上映された話題作だった。短編オムニバス映画『SHORT PEACE』の1作品として、7月20日から劇場公開される。
第17回の応募は、2012年9月21日から2013年9月12日までに完成もしくは発表された作品を対象とする。プロ、アマチュア、自主制作、商業作品を問わず、世界中から広く作品を募集する。応募の締め切りは9月12日(必着)である。
文化庁メディア芸術祭
http://j-mediaarts.jp/
作品募集: 2013年7月11日(木)~9月12日(木)
受賞発表: 2013年12月上旬
贈呈式: 2014年2月4日(火)
受賞作品展: 2014年2月5日(水)~2月16日(日) ※2/12(水)休館
会場: 国立新美術館(東京・六本木) 他
主催: 文化庁メディア芸術祭実行委員会
求人情報を読み込み中...
コメント欄を非表示
編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
「ガンダム ジークアクス」アニメーター陣による「シイコ」の特別イラストに阿鼻叫喚…「人の心!」「あの後にコレはきつい」
-
ジム…ではなくゲルググ!?「ガンダム ジークアクス」第4話で活躍したメカ・キャラたちを一挙紹介
-
『ポケモン』映画イベントで「サトシのキスシーン論争」がついに決着!?お相手はカノンかラティアスか…
-
ジムやドムらしき機体も!新カット満載の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」TVアニメ最新PV公開
-
『FE 風花雪月』最推しコンビorカップリング投票結果発表─第3位の“ヒルマリ”を制した第2位、第1位は…!
-
無料体験版があるスイッチ向けゲーム5選!「ドンキーコング」や「ゼルダ無双」などスイッチ2で続編が楽しめる注目作をピックアップ
-
ガンダムの試作バリエーション機「01ガンダム」も!「ジークアクス」第2話で活躍したメカ・キャラたちを一挙紹介
-
2,000人の読者が選んだ“『FF7 リメイク』ヒロイン”ベスト10を発表! バレットがまさかの7位、女装クラウドの順位は?【アンケート】
-
期待されるアニメ『ウマ娘』4期の主人公を、15年以上の競馬好きがガチ予想!その鍵は「スピカ関係者」かつ「憧れの存在がいるかどうか」
-
世界を救うのに疲れたゲーマーへ!「アトリエ」シリーズおすすめ5選─話題の最新作『ユミアのアトリエ』の次に遊びたい過去作も
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください