「抗え、最後まで」というキャッチコピーと共に始まった『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズは、直接のナンバリングタイトルとしては8年もの年月を経た今年の10月31日に、最新作『ドラッグ オン ドラグーン3』が発売されます。
長年の沈黙から産声を上げた『ドラッグ オン ドラグーン3』は、時代的に第1作目よりも以前の物語となります。初代には、世界のルールとして「契約」という概念があり、1作目2作目共に、契約を結んだ(もしくは縛られた)キャラ達が多く存在しました。主人公からしても、1作目では自身の「声」と引き替えにレッドドラゴンと契約を結んでいます。
本作と1作目以降の時代では、そういった世界のルールの違いも見てとれるため、逆を言えば、「契約」といった概念やその誕生のルーツが本作で明かされるのかもしれず、その点も楽しみのひとつと言えます。
世界観を始め、未だに謎が多い『ドラッグ オン ドラグーン3』ですが、このたび登場キャラクターのボイスキャストが発表されました。担当となる声優陣から、逆算的にキャラの性格などを推察してみるのも、面白いかもしれません。
声優陣リスト(敬称略)
・ゼロ:内田 真礼
・ワン:田中 理恵
・ミハイル:東山 奈央
・ディト:斎賀 みつき
・オクタ:茶風林
・デカート:井上 和彦
・セント:置鮎 龍太郎
また、今回発表された声優陣の熱演の一端を聴くことができる最新PVが、公式サイトにて公開されています。実際の演技を耳にし、それぞれのキャラへの洞察をいっそう深めてみてください。どこか一線を越えてしまったように思えるゼロの口調や、対極的なほど幼く聞こえるミハエルの声など、興味を引く部分が数多あるPVとなっています。
加えてPV内では、本作のテーマソングである「クロイウタ」の一部も流れています。歌うのは、2011年10月にメジャーデビューを果たした藍井エイル氏。「Fate/Zero」のエンディングテーマや、「ソードアート・オンライン」フェアリィ・ダンス編のオープニングテーマなども担当しており、その確かな歌声はここで解説よりも、実際にPVを聴き、耳で確かめてください。
この他にも公式サイトでは、ゼロに引き続き、ファイブの短編小説「My Favorite Things」が公開されました。著者は、前回と同じく映島巡氏。ゼロの小説では、追いつめられた状況で露わになる彼女の深層が覗き見れましたが、今回のファイブではごく日常的な1シーンから、彼女の考え方や業の深さを知ることが出来ます。気になる方は、併せて公式サイトをご覧ください。
発売まで4ヶ月を切り、様々な情報が出始めてきた『ドラッグ オン ドラグーン3』。しかし現段階でもファイブの声優は明かされていませんし、公式サイトのキャラクターでも空欄と思わしきスペースが目立ち、あと数人が新キャラとして公開される可能性があります。
今後も寄せられるであろう『ドラッグ オン ドラグーン3』の続報を、今回のPVを楽しみつつ、どうかゆるりとお待ちください。
『ドラッグ オン ドラグーン3』は、10月31日発売予定で、価格は通常版が7,980円(税込)、スクウェア・エニックスe-STORE専売の『DRAG-ON DRAGOON 10周年記念BOX』が19,800円(税込)です。
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