『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』は、オンラインチームプレイをメインテーマにした前作『ARMORE CORE V(アーマード・コア ファイブ)』のマッチングシステムをはじめとする要素を大きく刷新し、新規要素を多数盛り込んだメカカスタマイズアクションシリーズ最新作です。
本作では、プレイヤーは世界の覇権を争うそれぞれの勢力に加担し、その勢力同士が互いの領土を削り合うオンラインマルチプレイへと進化を遂げました。また一人でもチームプレイが可能となる様々な新要素を導入し、これまで以上にシングルプレイヤーでも他のプレイヤーと共にマルチプレイを体験することができます。さらに従来のストーリーミッションやサブクエストなどの多彩なミッションの数々をはじめ、フリー対戦や協力プレイも引き続き楽しむことができます。もちろん、前作ACVのセーブデータを引き継ぐことも可能です。
今回、その本作の世界観&キーワードをテーマとして、登場キャラクターや組織などの最新情報が公開されました。
■タワー(Tower)
世界各地に存在する、旧時代の超大型建造物。あまりにも巨大な構造のため、いまだ全容の調査すら完了しておらず、本来の用途も不明のままである。タワー内部には、現在の科学力を遥かに凌ぐ技術が用いられた、膨大な量の旧時代の遺物と、それを製造するための設備が遺されていた。三大勢力はそれぞれがいくつかのタワーを占有しており、それによって現在の勢力を確立・維持している。
■ヴァーディクト・ウォー(Verdict War)
世界各地に点在する巨大建造物「タワー」の支配権を巡る、三大勢力の対立によって勃発した戦争。戦争は全世界規模で展開されており、タワーの支配権の争奪戦から、互いの存続をかけた総力戦へと発展している。
■三大勢力
かつて破滅の淵から、復興を遂げようとする世界において、覇権を争い、対立している3つの巨大な軍事勢力。各勢力は世界各地に点在する、旧時代の遺構「タワー」を拠点に活動地域を拡大しており、衝突を繰り返している。
■シリウス・エクゼクティブス(Sirius Executives)
荒廃を免れ「生存可能地域」と呼ばれた土地のうちのいくつかの代表者たちによって結成された互助組織を前身とする。かつて存在した「MoH」という組織が、その礎となったと言われている。豊富な物資を確保することで比較的早期に復興を遂げ、勢力を拡大、その過程において、ヴェニデと激しい対立を繰り返してきた。
■ヴェニデ(Venide)
独裁的な指導者のもとで復興を遂げ、周辺の生存可能地域を強引に吸収するかたちで勢力を確立した。階級制に基づく封建的な社会体制を敷いており、また三大勢力の中で最も戦闘的な性格を持つ。同等の規模を持ったシリウスとの接触は、両者の間に激しい対立を生んだ。
■EGF(EverGreen Family)
世界的に特に荒廃の激しかった地域から復興し、三大勢力の中では最も人口が少ないが、一方で、荒廃下の環境には優れた適合能力を有しており、タワーをはじめとする旧時代の遺構を、積極的に調査している。他の勢力に遅れて発展したが、その優れた科学技術によって、現在ではほぼ対等の力を持つに至っている。かつて「サンドリヨン」と呼ばれた流浪の民が、復興の中核となったとされ、代表者は彼らの末裔であると伝えられている。
■サインズ(Signs)
フリーランスの傭兵を斡旋することで、戦場における大小様々な汚れ仕事を請け負っている仲介組織。サインズの業務はあくまで仲介であり、依頼の成功は保証されていない。また、依頼主側にも傭兵側にも、必要最低限の情報しか提供されない。そのため、提供される戦力は、実際に派遣された傭兵の力量に完全に依存することとなる。このシステムは、成否のばらつきが大きいと批判される面もあるが、一方でその高い匿名性から、いわゆる裏仕事には最適とされている。
■VoW(Voice of War)
戦場のあらゆる出来事を記録し、共有する情報ネットワーク。
各地の戦場の最新ニュースを、画像付きで提供している。
また、VoWに自ら情報をアップすることも可能で、提供した情報は、署名付きで配信される。
■財団
失われた科学技術の研究と、復元を行っている研究者集団。三大勢力に様々なテクノロジーを提供しており、ある意味で巨大な軍事力を有しているが、あくまでもテクノロジーを売り物にする存在として、中立を標榜している。かつて「ミグラント」と呼ばれていた、行商人たちによって創設されたとも言われており、三大勢力の成立以前から存在していたという真偽不明の噂もある。
■死神部隊
三大勢力が争う戦場に出没する、正体不明のAC部隊。1~複数の機体で戦場に突如現れ、無差別な攻撃を加えて去っていくのが常であり、無類の強さと正体不明さから、その名がつけられた。
■ストーカー(Storker)
いわゆる「運び屋」の総称。
傭兵と契約し、戦場への機体の移送や回収を生業としている。三大勢力の台頭により、戦いは組織化が進んでおり、その活躍の場は急速に失われている。名前の本来の由来は「コウノトリ」(stork)だが、社会的地位の低下に伴い、現在では蔑称として用いられることも多い。
■UNAC(ユーナック)
AC用の自律型操作システム。あるいは、そのシステムで操作されるACのこと。コア内部に格納する物理ユニットと、それに内蔵されるベースプログラム「フォーミュラ・ブレイン」とで構成される。UNACは、ユーザーが設定をカスタマイズすることによって、多様な戦闘行動を実現できるが、三大勢力の指揮下では、比較的シンプルな思考による、物量を武器とした統制された部隊としての運用が主流である。
■ファットマン
男性、62歳。現役最高齢とも言われる、超ベテランストーカー。ファットマンの名は通称で、本名は不明。本人はこの呼び名をいたく気に入っているらしい。平素の物言いから、いい加減な性格に見られることが多いが、過去多くの戦場にその名を残した、一流の運び屋である。
■マグノリア(マギー)
女性、25歳。ファットマンと行動を共にするオペレータ。かつては傭兵として活躍し、数々の優れた戦果を挙げた。ファットマンとは親子といえる程の年齢差があるが、パートナーとして、ほぼ対等な関係にある。
■ジャック 機体名:ロッテンフライ
GALEF PLANT出身。男性、28歳。以前は凡庸な傭兵のひとりであったが、急激に実力を開花させる。その契機となったのは、偶然目にした残骸に貼られていたエンブレムを、自分の機体に用いるようになってからだという。周囲が幸運のシンボルともてはやす一方で、当人は次第に異常な言動を見せ始めている。なお、エンブレムの由来は不明である。
■WR 機体名:ダウンギャンブル
WINDY CITY出身。男性、20歳。ありがちな盗賊団の一員として活動していたが、ある機会に「大物」を仕留めたことで、その人生は転機を迎える。積み荷の AC を手に入れた彼は、我流で操縦法を身につけ、兄と慕う幼馴染と共に、傭兵としての活動を開始する。若さに任せた無鉄砲さが取り柄だが、その姿はあまりにも危うい。
■エイリーク 機体名 : トールハンマー
YUNSK CANYON出身。男性、33歳。過去、三大勢力の間で勃発した大規模な紛争のことごとくに参戦、小細工を良しとせず、正面からの突撃を得意とする蛮勇ぶりにも関わらず、幾多の戦場を生き延びてきたことで知られている。別名"鋼の決闘士"。
■ソルジャー1325 機体名:ビーハイヴ タイプA12
MAZAR TOMB出身。男性、26歳。旧時代をはじめとする失われた歴史の研究家として活動していたが、突如傭兵に転身した、極めて異色の経歴の持ち主。機体のエンブレムは、過去存在した無敵の傭兵集団「ビーハイヴ」のもので同集団の間で信奉されていたという、独自の教えの復興を目指している。
■ワーカー1477 機体名:ビーハイヴ タイプS18
ALLOY GATE CITY出身。女性、22歳。歴史研究家であったパートナーの元助手。同じ傭兵として、現在も行動を共にしている。傭兵集団「ビーハイヴ」は、世にはびこる数多の騒乱の悪因を祓う務めを授けられた、真に高貴な集団であり、その最終的な目的は世に永遠の平穏をもたらすことにあるという。
■フレッド・ナカノ
各地の戦場に出没していると思われる、戦場カメラマン。これまでに無数の画像を撮影し、提供しているが、実際に本人に出会ったことがあるという者は誰もおらず、出身地、性別、年齢、それらすべてが不詳である。戦場の七不思議的な人物であり、その実在すら疑わしいと言われるが、その名を冠した画像は、いまも日々アップされ続けている。
『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』は2013年9月26日(木)発売予定。価格は6,800円(税込)です。
(C)2013 NAMCO BANDAI Games Inc.
(C)1997-2013 FromSoftware, Inc. All rights reserved.
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