謎の巨大生物、主人公が登場する巨大ヒト型メカ・・・が、大アクションを繰り広げる。日本の観客は、どこか懐かしさも感じるかもしれない。
本作の完成試披露試写会が、先頃、日本で行われた。会場には永井豪さん、小島秀夫さん、貞本義行さん、上田文人さんと日本を代表するクリエイターも多数訪れ、その映像とストーリーに感銘に受けたようだ。
各氏から本作に対する熱いコメントが寄せられた。それぞれの視点から、異なる感想を持つもののいずれも作品に対する熱い感想になっている。
永井豪さん (マンガ家)
「怪獣対巨大ロボットの激しいアクションに圧倒された。面白い!巨大ロボットは映画に向いていると実感した!!」
小島秀夫さん (ゲームデザイナー)
「まさか、生きている間にこんな映画を、観賞できるとは思わなかった。
『2001年宇宙の旅』で宇宙を感じた時、『ジュラシック・パーク』で恐竜に触れた時、あの同じ感動がある。
子供の頃、夢中になったアニメや特撮映画、その大好きだった世界が、スクリーンの中に確固として存在する。
本作でデル・トロ監督は、誰も観たことがない巨大怪獣と巨大ロボットの勇姿を余すことなくぶつけてくる。
何よりも凄いのは、単なるリスペクト映画に留まらず、『娯楽映画』のこれからの夢を見せてくれるところだ。
『パシフィック・リム』こそ、僕らが待ち望んだ究極のオタク映画だ。
そう、日本人がこれを観なくてどうする?
さあ、太平洋(パシフィック)を渡って来たデル・トロ監督からの、崇高なるラブレターを受け取って欲しい。」
貞本義行さん (マンガ家)
「まさに、日本の特撮&アニメの“全部乗せ盛”といえる出来に大満腹!
スゲェー!!」
上田文人さん (ゲームデザイナー)
「子どもの頃に観て、脳裏に焼き付いて離れない日本の特撮映画たち。
それから幾年月、記憶の中で過剰に熟成されたイメージすら上回る戦闘シーンがそこにありました」
ギレルモ・デル・トロ監督はメキシコで過ごした幼少期にテレビを通じて日本のアニメや特撮作品本編に慣れ親しんでいた。それだけに日本の作品に対する造詣も深い。世界で一番影響を受けたクリエイターは宮崎駿監督で、押井守監督や大友克洋監督、高畑勲監督、樋口真嗣監督など多くの日本人クリエイター達との親交もある。
そうした背景から日本へのリスペクトが込められた『パシフィック・リム』。満を持しての公開に、さらに多くの日本のクリエイターから支持を集めそうだ。
[真狩祐志]
『パシフィック・リム』
2013年8月9日(金)新宿ピカデリー 丸の内ピカデリー他 3D/2D同時公開
http://pacificrim.jp/
配給: ワーナー・ブラザース映画
「パシフィック・リム」 各界クリエイター絶賛 永井豪、小島秀夫、貞本義行、上田文人各氏から
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