ファミコンなどに多数リリースされた、懐かしのジャンプキャラクターゲームを収録する『Jレジェンド列伝』。現在ドラゴンボール系3作を含む、7タイトルの収録が明かされており、どれも当時のジャンプゲームを語る上で外せないソフトばかりです。
そんな本作の公式サイトで、このたびスペシャル企画が実施されました。「第1回 レトロゲームならこの人に聞け!」と題し、「ゲームセンターCX」でおなじみの有野課長へのインタビューを公開しています。
「ゲームセンターCX」といえば、懐かしのゲームを紹介したり、そのクリアを目指す有野の挑戦」などが人気を呼ぶバラエティ番組で、メインパーソナリティである「有野課長(よゐこの有野晋哉氏)」は同番組を通じ、数多くのレトロゲームをクリアしています。ファミコン世代であり、今現在も番組内で当時のソフトを向き合う有野課長。レトロゲームに関してインタビューをするには、最適の人物と言えるでしょう。
『Jレジェンド列伝』に収録されているゲームを遊んだことがあるかとの質問には、『ドラゴンボール 神龍の謎』と『聖闘士星矢 黄金伝説』を子供の頃に遊んだと語りながらも、学校の頃だったのでみんなお金がなく仲間内で貸しあっていたと明かし、『ドラゴンボール 神龍の謎』も誰かが持ってたのを借りたと、ファミコンソフトの貸し借りという当時のゲーム事情を綴りました。
また、「いわゆるキャラゲーと呼ばれるタイトルの魅力はどういったところだと思いますか?」という問いかけに、当時のゲームは今と違いドット画で描かれており、マンガの絵とか話とかとは全くつながらない事がある。それを頭の中で変換できるかどうかだと思う、と指摘をする場面も。
そして「あの…大人がね「古き良きゲームが」というのを言うと思うんですけど、「良いとこ」は多分無いと思うんですよ(笑)。システムは今ほど親切じゃないし、敵にちょっと触っただけで死んじゃうし。マンガとは話も違うし…何よりドット絵だし(笑)。今の子供たちが遊ぶ意味があるとすれば、当時の僕らが体験した「理不尽さを追体験」する、という意味がありますよね。「当時のプレイヤーは偉かった」ということを知ってもらう意味で(笑)」と、歯に衣を着せぬ発言で、当時のゲームに対して実に冷静な分析を述べました。
最後に、本作が売れるかを尋ねられた際、「わかんない(笑)」と飾り気のない率直な感想を口にし、素朴な人柄がそのまま露わになったインタビューとなりました。
『バンダイナムコゲームスPRESENTS Jレジェンド列伝』は、11月7日発売予定。価格は、4,980円(税込)です。
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