Maya LTでは基本的なUIやワークフローはMayaを踏襲しながら、シンプルに再デザインされています。肝となるモデリング機能はMayaとほぼ同等です。一方で制限事項としてはファイル形式がFBXとMaya LTネイティブファイルのみの書き出しに制限されているほか、出力できるモデルのポリゴン数が2万5000ポリゴンまでとなります。ただし、モバイルゲーム開発では十分なものでしょう。
また、マテリアルやライトはゲームに特化したもののみが提供され、レンダリングは「Turtle」と呼ばれるGIベースのレンダラーでのテクスチャベイキングのみに対応します。プラットフォームはPCおよびMacのみをサポートし、Linuxは非対応です。
オートデスクとしては初めてレンタルプランが導入され、月々7000円から利用することができます。通常ライセンスはベーシックサポート付きで11万1000円から。既に日本を含む世界各国で販売開始されていて、今月開催される東京ゲームショウでは「インディーズゲームフェス」でデモも行われる予定。