「日本の特定のユーザーを対象に絞る」と掲げたブランド、ガラパゴスRPGが送る第1弾タイトルとなる『フェアリーフェンサー エフ』は、特殊な武器フューリーを女神から引き抜く「ゴッドリプロダクト」や、フューリーで地脈を刺激し世界に影響を与える「ワールドインフルエンス」など、他に類を見ない個性的なアイディアを盛り込んだ意欲的なRPG。その本作が、このたび新たな情報を公開しました。
特徴的なシステムのひとつ「フェアライズ」は、パートナーである妖聖との共鳴指数を高めることで移行できる武装強化状態を指します。変身した形態は「フューリーフォーム」と呼ばれ、全パラメーターが大幅に上昇するという効果が。
しかもフェアライズ中には、各キャラクターが1つずつ持つ超強力な必殺技を使用することが可能になり、しかも技の発動中はBGMが専用のものに切り替わるという熱い演出まで備えています。ただし、使用するのにHPが50%必要などの条件もあるため、使うタイミングが非常に重要となります。
フェアライズの詳細以外にも新たに判明した要素「妖聖」があります。新たなフューリーを手に入れることで、そのフューリーに宿っている妖聖を仲間にすることができます。いつでもメニュー画面で各フューリーの詳細を確認できますが、その際にプレゼントをもらえることもあるそうです。初めて会話をした際など、プレゼントを貰える機会は様々。特定の条件を満たすことで貰えるアイテムもあるため、試行錯誤してみましょう。
もちろん妖聖のメリットはそれだけに留まらず、妖聖の能力をフューリーに宿すことでフェンサーのステータスに影響を与える「レゾナンスエフェクト」もあります。レゾナンスエフェクトを行うと、装備している妖聖にも経験値が入り、レベルアップします。妖聖のレベルが上がるとステータスが上がり、新たなアビリティを覚えることもあるとか。装備によるデメリットはないので、安心してレゾナンスエフェクトを行いましょう。
またシステム面の情報だけでなく、新たなキャラクターが一挙に4人も公開となりましたので、併せて紹介させていただきます。
■パイガ(CV:上田燿司さん)
ドルファの四天王のひとり。フェンサーであるが、戦うことは滅多にない。他の四天王のお目付け役として、戦地に赴く。花形やバーナードと四天王たちの調整役で、まさに中間管理職。会社と女房、子供の生活を守るためにその身を粉にして働いている。中年の悲哀を一身に背負った男。
■ビビア(CV:安田奈緒子さん)
パイガのパートナー妖聖。ネズミのような耳が特徴的な、色気のある女性タイプ。つねにやや気だるそうであり、かつ上司や同僚たちの板挟みに困惑するパイガへのツッコミ役でもある。ちなみにパイガは妻子持ちの身であるゆえ、奥さんに彼女の存在をなんと説明しているかは気になるところ。
■マリアノ(CV:田辺留依さん)
ドルファの四天王かつフェンサー。ドルファが運営する孤児院でピアノを弾いたり慈善活動を行っているお嬢様。ドルファに対しては非常に忠実で、ドルファが世を治めるためフューリー集めを行っている。
■クララ(CV:豊田萌絵さん)
マリアノのパートナー妖聖。丸くて、小さくて、ふわふわ飛んで、さもマスコットのような妖聖……と思いきや、とんでもなく口が悪い。マリアノに敵対する者は「下等生物」呼ばわりするように虫けら扱い。子供が近寄ったらいろいろ危険な妖聖。
ドルファという組織に関わるフェンサーと妖聖たち。会社と思わしきドルファが、どのような目的を持ち、どんなスタンスで主人公ファングたちと関わるかは分かりませんが、友好的ではない可能性もあるので、充分注意したいところです。
さらに今回は情報だけでなく、本作のオープニングムービーとなる映像も公開されました。テーマ曲「Resonant World」と共に、ティアラとエフォールの緊迫感漂う交戦やフェアライズの一部始終などを克明に描いてるムービーとなります。興味がある方はご覧ください。
YouTube 動画URL:http://www.youtube.com/watch?v=DTkMdgaM8Ow
発売まで約1ヶ月に迫り、システム面や新キャラ4人など、このたびの新情報は大量の公開となりました。しかし、『フェアリーフェンサー エフ』の躍動は衰えることを知りません。詳細は明らかとなっていませんが、9月12日に「ガラパゴス企画」を開始するとのことです。それがどのような内容なのかも含め、どうか当日を楽しみにお待ち下さい。
『フェアリーフェンサー エフ』は2013年10月10日発売予定で、価格は通常版が7,329円(税込)、リミテッドエディションが9,429円(税込)です。
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