今年で2回目の開催となる「京都国際マンガ・アニメフェア」は国内外で人気のマンガ・アニメ作品が数多く出展される西日本最大の見本市です。人気アニメの声優・スタッフのトークショーやライブなども行われるとあって、多くのファンを集めました。
その開催にあたり、今年はオープングセレモニーが執り行われました。セレモニーには、主催者である門川大作京都市長をはじめ、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会委員長、KYOTO CMEX実行委員会委員長などが出席。京都市会議長をはじめとする来賓によるお祝いの言葉も述べられました。
まず、開会にあたり門川市長より挨拶が行われました。市長は、マンガの原点である鳥獣戯画を例にあげ、京都はマンガ文化発祥の地であるること、その京都の教育機関でマンガ・アニメを学ぶ学生は4,000人を超えていることが述べられました。その一方で出版社等は東京に一極集中しているという現在の業界の構造問題を指摘。これらを改善し産業の活性化に繋げていきたいという展望が語られました。
また、セレモニーの後半には「魔法少女まどか☆マギカ」の声優、悠木碧さん(鹿目まどか役)と斎藤千和さん(暁美ほむら役)、そしてプロデューサーの岩上敦宏さんが登場。会場の盛り上がりは一気に最高潮に達しました。それぞれ、日本文化を代表するマンガ・アニメに携わる者として、日本を象徴する京都の街で開催されたフェアに対する意気込みを語られました。
京まふの開幕となる鏡開きでは悠木さんや斎藤さん、岩上さんも参加。よいしょの掛け声で酒樽が開封され、酒は会場のキャラ食コーナーにてファンに振る舞われました。
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