バンダイナムコゲームスは、PS Vitaソフト『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram』の最新情報を公開しました。先月行われた「東京ゲームショウ 2013」にて発表会を実施し、3Dアクションが魅力の本作のデモプレイの実演や、劇場版をベースにしつつも「もし5人の魔法少女が仲良くなっていたら…」というオリジナルの時間軸で物語が展開するなどといったゲーム面での公開から、発売日や限定版の詳細などの製品としての情報告知なども行い、会場にて多くのファンを魅了しました。そんな『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram』の気になる続報が到着したので、その新情報とともに、発表会に参加出来なかった方へのまとめとして、これまで明かされた要素を総ざらいさせていただきます。■ゲーム概要劇場版最新作の公開も間近に控えた「魔法少女まどか☆マギカ」が本格3Dアクションゲームになって登場! 5人の魔法少女を操り爽快な魔法アクションを楽しもう。まどかが残した願い「5人が協力してワルプルギスの夜を倒す」という可能性・・・・。ワルプルギスの夜の登場までの間、昼のイベント、夜の魔女との戦いを通して5人の絆を高めよう。魔女討伐ミッションでは様々な魔女や使い魔が登場。果たして5人は協力し合えるのか?■Magica Quartet 監修による、オリジナルストーリー本作では、「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」で語られたストーリーをベースにし、鹿目まどかが暁美ほむらに託した「新たな願い」を元としたオリジナルの時間軸で物語が展開します。そのまどかの願いとは「5人の魔法少女が互いを信頼し、力を合わせることができたら、「ワルプルギスの夜」にも勝てるのではないか」というもの。原作では成し得なかった結末に向け、幾多の戦いを通して君の手で5人の魔法少女の絆を繋ぐことが本作の目的となります。■プロローグこれは、時代を超えて「魔女」を狩り続ける運命を背負った、とある魔法少女達の物語の断章。もう何度同じ時を繰り返してきたのか、暁美ほむら自身も数えるのを止めてしまってから久しく。最強の魔女「ワルプルギスの夜」に対して勝てる見込みのない戦いを幾度なく挑んでは、今回もいつもどおりの結末を迎えるかと思われた最中、鹿目まどかが彼女にこう託したのだ。「5人の魔法少女全員が力を合わせたら、「ワルプルギスの夜」にも勝てるんじゃないかな…?」その言葉を胸に、ほむらは再び時を巻き戻す。5人の魔法少女の絆を繋ぎ、全員が協力して「ワルプルギスの夜」を倒すために。それが、今の彼女達に残された、たった1つの道しるべ……。■ゲームの基本構成最強の魔女「ワルプルギスの夜」が訪れるまでの間、魔女や使い魔を倒し、魔法少女達を成長させながら物語を進めていきます。1日は「昼(DAY TIME)」と「夜(NIGHT TIME)」の2パートで構成されています。昼は魔法少女同士のショート会話を楽しみながら絆値をあげ、夜は魔女討伐アクションパートへと移行。自分の操作する魔法少女とそのパートナーを選択し、魔女討伐ミッションに挑みましょう。リザルト内容によってパートナーの魔法少女との絆値やレベルアップの度合いが変化します。■結界の最深部では魔女とのバトル魔女結界の最深部には巨大な魔女が潜んでいます。魔女は使い魔に比べて圧倒的に高い攻撃力とHPを持っているので、こちらも強力な魔法で迎え撃つため、途中で魔力を無駄遣いせずに魔女戦に挑もう!●薔薇園の魔女物語で、まどか達が最初に対峙することになる魔女。大きな羽で飛び回りながら襲ってきます。投げつけられる巨大な障害物に当たると大ダメージ必至。他にもフィールドには使い魔や動きを封じる触手も出現。状況を見定めながら魔女の弱点を探しましょう。●お菓子の魔女かわいい外見の第一形態から、巴マミを葬った巨大な第二形態へと進化する、お馴染みの魔女。第二形態の魔女は外見に見合わずすばやく這い回り、時に強力な噛み付き攻撃を仕掛けてくるので注意しましょう。●芸術家の魔女巨大な門の姿をした魔女。芸術家の魔女の名の通り、絵画を思わせる使い魔を従え、絵の具を飛ばす遠距離攻撃を繰り出します。近距離攻撃では全身を使った重い一撃が強力です。特に、門の中心へと魔法少女達を吸い込み、全身で押しつぶす攻撃には要注意です。●ハコの魔女羽の生えたPCモニターのような魔女。その羽で結界内を俊敏に飛び回るので、遠距離攻撃を主体に戦いましょう。モニターから射出される超長距離のビームや、高速の突進攻撃など、遠距離からの攻撃が強力。常に魔女を視界に入れ、回避できるように注意しよう。■バトルの基本システム本作では「ソウルジェム」ゲージが魔力と体力の根源として存在する、バトル中に魔力ゲージを強制回復させるのに1ゲージ、HPがゼロになりダウンしてしまった状態を回復するのに3ゲージを消費します。つまり、バトル中にガンガン魔法攻撃で攻めていくか、もしもの時のために体力ストックとして温存していくか、ソウルジェムの残量を見てバランスを考えながら戦っていくことになります。●ソウルジェム残量ステージ中に使用できる残数が表示されている。ゼロになってしまうと魔力回復も蘇生もできなくなるので注意。●HPゼロになってしまうとダウンとなるが、ソウルジェムを3ゲージ消費して蘇生可能。ただし、時間内にパートナーから救済してもらえた場合は1ゲージの消費で済みます。●MPMPを消費する強力魔法「スペシャルマジック」などを使用することで減少。時間回復もしますが、魔法を連発したい場合はソウルジェム1ゲージ使用することで全回復できます。■グリーフシードでソウルジェムが成長ボス魔女を倒すことで、魔力の源である「グリーフシード」を入手できる。グリーフシードを集めることによって、魔法少女の「ソウルジェム」の最大値を成長させることができます。ソウルジェムの最大値が増えるほどに、自由な戦い方ができるようになります。■アタック(△ボタン)△ボタンが通常攻撃の基本で、タイミングよく続けて押すとコンボになります。また、ダッシュ中に△ボタンで敵を後方に吹き飛ばすダッシュアタック、ステップした直後に△ボタンで敵を上方に打ち上げるステップアタックになります。通常アタックはレベルが上がるとコンボ数が増えていくのでやりこむほど、より爽快なアクションを楽しむことができます。■マジックアタック/エリアルマジック(MP消費)・マジックアタック左スティックを倒しながら△ボタンを押すことで、通常の△コンボから連携する中範囲攻撃を放ちます。・エリアルマジックジャンプ中左スティックを押すと同時に△攻撃するにことで前方または下方に向かって強力な技を繰り出します。■スペシャルマジック(□ボタン)強力なマジック技であるスペシャルマジックは□ボタンで使用できます。使用するスペシャルマジックは方向キー左右で変更が可能です。発動するとMPを消費します。スペシャルアタックのレベルがアップすると攻撃力や効果範囲などが変化します。さらにスペシャルマジックゲージが空になり、一定時間後にゲージが満タンになるまでは再度使用できなくなるので、使いどころには注意しましょう。■コンビネーションマジックコンビネーションマジックは、2人の魔法少女が協力して放つ、効果範囲が大きく、威力が大きい攻撃になります。2人の魔法少女がともにミッションに出撃したり、昼のイベントで交流を深めることでお互いの絆値を高めていくと、コンビネーションマジックの習得イベントが発生し、使用することが出来るようになります。■絆値を深めると昼に特殊イベントが発生します。中には原作ではなかったような意外なシーンも見られるかもしれません。コンビネーションマジックを習得するイベントも魔法少女同士の絆を深めていくことで発生し、戦闘中使用可能になります。また絆値が高ければ、救済行動の頻度やスピードが変化していきます。■絆を深めるための方法・昼会話で絆を深めたいペアリングを効率よく選択していく・夜バトルでペアを選択し、良いランクを取る。短時間に、攻撃を受けずに、長いコンボを繋げつつ戦うと絆値が上がりやすくなる。■キャラクター&アクション紹介●鹿目まどか(CV:悠木 碧さん)「こんな私でも、みんなに信頼されるような、役に立てるかな…?」優しい家族や親友に囲まれて、幸せな日々を送っていた平凡な中学2年生。ある日彼女の前に現われた謎の生物「キュゥべえ」の導きで、魔法少女となる。常に周りを思いやることのできる優しい心を持っている。強力な光の矢を放つ攻撃が得意だが、多数の敵に囲まれるような場合はキュゥべえの助けを借りるといった戦法も有効。アタック(△コンボ):弓振り回しダッシュアタック(ダッシュ中△):ヒップアタックステップアタック(ステップ中△):回し蹴りマジックアタック(方向キー+△):スプレッドアローエリアルマジック(空中で上+△):空中前方攻撃エリアルマジック(空中で下+△):しりもちスペシャルマジック(□):ホーミングアロー・・・敵めがけてホーミングする魔法の矢を放つ。わけがわからないよ・・・キュゥべえを呼び出し、敵の注意をそちらに向ける。 他●暁美 ほむら(CV:斎藤 千和さん)「まどかの願いを叶える事は…許されないと言うの?」時を止めたり戻したりできる、特殊な魔力を持った魔法少女。まどかを守ること、守れる自分になることを願いとして魔法少女となって以来、時を繰り返して彼女を守る戦いを続けている。これといった攻撃魔法は持たないため、様々な銃火器を所持して戦う。時間停止を組み合わせることで一気にダメージを与えることもできる。アタック(△コンボ):ベレッタM92FSダッシュアタック(ダッシュ中△):ハイキックステップアタック(ステップ中△):高射砲マジックアタック(方向キー+△):マシンガン乱射エリアルマジック(空中で上+△):危険物第四韻エリアルマジック(空中で下+△):踏みつけスペシャルマジック(□):時間停止・・・自分以外の時を止める。レベルアップで時間延長。AT-4ロケットランチャー・・・強力なロケット弾を放つ。 他●巴 マミ(CV:水橋 かおりさん)「この先も練習をしていきましょう。紅茶も魔法も、ね」まどか達と同じ見滝原中学校の3年生。魔法少女としても数年のキャリアを持つベテランで、まどかやさやかへの面倒見もよい。リボンを使った緊縛魔法と、魔法で生成した銃を用いた多彩な遠距離攻撃が得意で、バランスの取れた戦いが可能。アタック(△コンボ):短距離マスケット銃ダッシュアタック(ダッシュ中△):回し蹴りステップアタック(ステップ中△):ムーンサルトキックマジックアタック(方向キー+△):マスケット銃乱射エリアルマジック(空中で上+△):空中レガーレエリアルマジック(空中で下+△):黄金の美脚スペシャルマジック(□):無限の魔弾・・・無数のマスケット銃を召喚し、広範囲の敵を攻撃する。ティロ・フィナーレ・・・魔法の巨大銃を召喚し、超強力な一撃を放つ。 他●美樹 さやか(CV:喜多村 英梨さん)「だから、あたしは思い切り踏み込むの。迷わないように、目一杯ね」まどかのクラスメイトで親友の少女。思いを寄せる幼馴染・恭介の怪我が治ることを願いに魔法少女となった。常に明るく正義感が強く、こうと決めると行動力もあるが、やや突っ走り気味なところも。剣を用いた近距離攻撃を得意とし、スピードと機動力を活かして戦っていく。アタック(△コンボ):剣戟ダッシュアタック(ダッシュ中△):ハイキックステップアタック(ステップ中△):切り上げ剣戟マジックアタック(方向キー+△):回転斬りエリアルマジック(空中で上+△):空中スティンガーエリアルマジック(空中で下+△):スパークエッジスペシャルマジック(□):タイフーン・・・周囲の敵を剣圧で吹き飛ばす。狂想曲・・・怒りに身を任せ力がアップするが、一定時間操作不能。 他●佐倉 杏子(CV:野中 藍さん)「あいつらに目の前で死なれたら こっちの寝覚めが悪くなるってだけの話だ!」マミ同様、ベテランの域の魔法少女。魔法少女同士の縄張り争いで相手を排除するなど冷徹な一面もあるが、実は孤独を知る身であり、その分、人知れず彼女なりの優しさを見せることもある。変幻自在な槍を用いた攻撃が得意で、近距離から中距離までを強力にカバーする。アタック(△コンボ):前方突きダッシュアタック(ダッシュ中△):回し蹴りステップアタック(ステップ中△):突き上げマジックアタック(方向キー+△):鉄砕鞭エリアルマジック(空中で上+△):打突エリアルマジック(空中で下+△):鉄槌スペシャルマジック(□):分身攻撃・・・分身を出現させ、一斉攻撃を仕掛ける。最後の審判・・・巨大な槍を召喚し、炎で敵を焼き尽くす。 他■初回限定版 「魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram 限定BOX」メーカー希望小売価格:8,980円(税込)・豪華金箔装飾BOX・特製設定資料集・オリジナルサウンドトラックCD(デジパック仕様)・お菓子の魔女 シール型携帯クリーナー・エクストラ衣装 プロダクトコード(5体分)・ボイスワールド「ほむらの時間旅行(仮称)」■エクストラ衣装限定BOX封入特典の一つ、「エクストラ衣装」の内容が公開。ゲーム中いつでもスペシャルな衣装でプレイすることができます。・まどか(体操服)・さやか(パジャマ)・マミ(アイドル服)・杏子(制服)・眼鏡ほむら(水着)■初回封入特典 ボイスワールド「巴マミのホットライン」マミさんの電話番号を入手して、電話で会話が楽しめるボイスサービス。コミュニケーションを深めるとプライベートな会話も…?!なおプロダクトコードを利用するには、インターネット接続環境と、Sony Entertainment Networkのアカウントが必要です。またボイスワールドは、携帯電話専用サービスです。固定電話、PHS、IP電話からのご利用はできません。通話料は20秒ごとにおよそ10円かかり、通話料はお客様負担となります。物語設定から、基本的なゲーム性に攻撃方法、そしてまどか達の詳細や技なども一挙公開となり、濃密な続報となりました。しかし本作の魅力は、まだまだ秘められています。劇場版「始まりの物語」や「永遠の物語」で使用されたOPや変身シーン、背景美術なども収録されており、多彩な見どころも用意されています。既に待ちきれない、早く遊びたいと思う方も多いでしょうが、まずは来週に公開が予定されている劇場最新作「叛逆の物語」を楽しんだ上で、本作を待つというのも一興ですよ。そして、冬に訪れる「ワルプルギスの夜」との戦いに備えておいてください。『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram』は、2013年12月19日発売予定。価格は、通常版が5,980円(税込)、「魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram 限定BOX」が8,980円(税込)です。(C) Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project(C) 2013 NAMCO BANDAI Games Inc.
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