本作は、リズムゲームとしての側面を持ちながらも、コトバパズルという要素も備えており、その相乗効果による「うた組みアクション」は、他のゲームには類を見ない独自の楽しさを提供します。
その独特な魅力を放つ要素の一端として、「歌詞アレンジ」があります。これは文字どおり歌詞をアレンジできるシステムとなっており、本作で遊べる楽曲の歌詞を、入手したコトバを使って変更する遊び方です。アレンジで使用できるコトバは、ゲーム内のショップで入手可能なので、しっかり集めれば幅広く楽しめます。
(1) アレンジする歌を決める
アルバムの中からアレンジしたい 歌をえらぼう。
(2) 変更する箇所を選ぶ
表示された歌詞をスクロールして、コトバを入れ替えたい場所にカーソルをあわせよう。
(3) 使いたいコトバを探す
画面左側のメニューから使いたいコトバを探そう。
使えるコトバは、文字数でのソートや「食べ物」「植物」「するやるなる」といったジャンルでの絞込みが可能。
組みかえた歌詞は「プレビュー」でチェックが可能。アレンジ歌詞を小豆と抹茶が実際に歌ってみてくれる。
(4) 保存して完成
アレンジしたデータは、保存後に「アルバム」に追加される。
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ですが本作の楽しみ方は、楽曲という音楽方面だけではありません。楽曲には通常、ストーリーに沿った衣装や背景が設定されていますが、それを自分好みの衣装チェンジしたり、好きな背景に変えて楽しむといった視覚的な変化も用意されているので、視覚的な刺激もしっかりと満喫できます。なおこの衣装や背景は、ゲームを遊んで溜めたポイントを使いゲーム内のショップで入手できます。
またこの他にも、主人公の女子高生「正岡小豆」と「小林抹茶」が紡ぐ高校生活1年間における「秋の物語」となる9月~11月の概要や、収録予定の6曲が新たに公開となりましたので、併せて紹介させていただきます。
■9月
小豆が手にした旅のしおりには神隠し伝説の記事が載っていた。
興味深そうに読んでいた小豆に、抹茶は突如「神隠し」にまつわる話を語りはじめる・・・。
■10月
575の活動をはじめて五ヶ月。
動画のアクセス数も増加し順調な二人は、文化祭で行う舞台のテーマ曲作りを依頼される。
でも・・・なぜメイド服に?
■11月
秋の夕暮れに公園を訪れる2人。
昔懐かしいその場所をみて、昔の思い出話に花をさかせていた。
抹茶の意外(?)な過去にも注目!
■かみかくし
・Artist. 鳩女 うたう文芸サークル
「神隠し伝説」をテーマにした、俳句を現代風にしたらこんなカンジ?というロックな曲。
サビの部分でキメ入力をしてからコトバを選ぶアクションが多いです。
■絶愛のシンフォニア
・Artist. マイナスP
「禁断の愛」がテーマの曲。
たっぷりとコトバを組みあげ、一気にリズムを入力するパターンが特徴。セリフを思い出しながら歌うようなイメージです。
■夕暮れの帰り道
・Artist. whoo
「ノスタルジー」をテーマにした、ゆったりとした曲。
多くのコトバをじっくりと組み合わせていく楽しみが盛り込まれた構成です。
■セピア
・Artist. otetsu
懐かしい風景をうたっていますが、入力的には非常に激しい曲。
リズムを入力してから瞬時にコトバを選ばせるというゲームパターンが登場します。
■とりっくおあとりーと
・Artist. ひとしずく×やま△
曲名のとおり、ハロウィンがテーマの軽快な曲。タイトルにちなんだダミーのコトバがたくさん出現するので、いかに正しい歌詞を次々に選んでいけるかがカギです。
■月読遊戯
・Artist. じーざすP
十五夜をうたったおだやかな曲。
歌唱的に伸ばす部分が多数あるため、ホールド入力(おしっぱなし)が多く登場します。
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聴いて楽しく、目で見て可愛い。どちらの魅力もたっぷりと詰め込んだ『うた組み575』は、リズムゲームとコトバパズルの融合により、新たなプレイ体験へとあなたを導くことでしょう。残り1週間を切った本作の発売日が、待ち遠しいばかりですね。
『うた組み575』は、2014年1月23日発売予定。価格は、通常パッケージ版とダウンロード版が7,350円(税込)、限定版「575 鳩寺女子学園入学プレミアムパック」が9,500円(税込)です。
(C) SEGA