なんて、「この拳で、どんな奴らもボッコボコだ!」と意気込んでみましたが、拳は必要ありませんでした。何故なら、英雄たちの多彩なショットで、侵略者をフルボッコにするシューティング系RPGだったからです。必要なのは、指先一つ。侵略者をフルボッコにする方法は、左右にフリック! 簡単操作で、大群もボッコボコのフルボッコなのです。
舞台は、「あらゆる伝説的な英雄」が存在している魔導幻想世界「ヴィジョンズ」。そして、敵は、破壊を生む侵略者「カオスヒーローズ」です。「ヴィジョンズ」へ導かれたプレイヤーは、英雄を召喚して侵略者と戦うことになります。侵略者をフルボッコにするショットはオートなので、操作は左右にフリックするだけです。
クエストでは、画面下部からユニットを選択。英雄をタッチすると出撃するので、左右に移動させて、敵にショットを当てていきます。ユニットを出撃させると、画面左端のショットタイマーが減っていき、ゲージがゼロになると戦えなくなるので、新しいユニットとチェンジします。
RPGと銘打っていますが、中身はシューティング系。英雄の通常ショットは、騎士タイプの連射ショット、魔術士タイプの貫通ショットなど、タイプによってさまざまです。スキルで、ド派手なショットを撃つことも可能。戦況に応じてユニットを使い分ける楽しさと、 大群をスキルでなぎ倒す爽快感が。バルスを唱えたときの気持ちって、こんな気持ちだと思います。
スキルの使用には、画面下部のユニットの上に表示されているゲージを一定量貯める必要があります。ゲージは、杖アイコンの敵が落とす「スキルクリスタル」を集めることで増えていきます。
一定量ゲージを貯めると、ユニットの上部にスキルアイコンが表示されるのでタッチ。すると、ド派手なショットを撃てたり、HPを回復できたりと、スカッと爽やかな効果が。この他にも、剣アイコンの敵が落とすクリスタルでHP回復、敵をフルボッコにできる「フルボッコフィーバータイム」など、爽快要素が盛りだくさんです。
特に、パーティーユニット全員が画面上に登場する「フルボッコフィーバータイム」は、クセになる爽快感。 発動条件は、フィーバーアイコンが表示されている敵がドロップする「フィーバーソウル」のゲット。画面をなぞることで、敵に大ダメージを与えることができます。
英雄と侵略者には、「火」「水」「木」「光」「闇」「無属性」の6種類の属性が設定されています。属性の強弱は、「火は木に強く、水に弱い」「木は水に強く、火に弱い」「水は火に強く、木に弱い」「光は闇に強く、闇は光に強い」「無属性は優劣無し」となっているので、クエストにあわせてパーティー編成を変更するべし!
ショットタイマーの関係で、出撃ユニットを入れ替えながら戦うことになるので、使い勝手のよいショット持ちのユニットを中心に編成することもポイントです。爆発ショットのドラゴンや近距離向けのゴーレムはクセが強いので、慣れるまでは、騎士、魔術師、獣人の3タイプがオススメ! 特に騎士は、クセがなく使いやすいです。
シューティング系にしたことによって、スカッと遊べるタイプのRPGに仕上がっています。インベーダー的な戦闘画面は、取っつきやすく、シューティングゲームが苦手でも問題ナシ! わらわらと現れる敵をスキルやフルボッコフィーバータイムでなぎ倒す爽快感は、何度もプレイしたいという気持ちにさせます。ワンプレイが短時間というのも、好印象。空いた時間を使って、クエストを進めていくことができます。戦闘中のユニットの入れ替えによって、緊張感もあり、短い時間で濃いプレイが可能です。タイトル画面からゲームをスタートさせるまでに、やや時間がかかりますが、戦闘の爽快感により帳消しに。スキッと、そして、スカッとしたい方は、ぜひプレイしてみてください。
『フルボッコヒーローズ』は、好評配信中で基本プレイ無料のアイテム課金制です。
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ファミコンのA/Bボタンが四角だった頃からのゲーム好き。最近はAndroidにご執心。のんびりライターとして活動しながら、ゲームをプレイ中。ときどきすれ違いを求めて、3DS片手に福岡を徘徊しています。
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