一年戦争の裏側で繰り広げられた、知られざる「ガンダム」のサイドストーリーを描いてきた『機動戦士ガンダム外伝』シリーズ。セガサターンに登場した『THE BLUE DESTINY』から始まり、多数の名作アクションをリリースしてきたこのシリーズの、集大成とも言えるタイトルが『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』です。
『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』という完全新作タイトルに加え、これまで発売された本シリーズの過去作品となる『THE BLUE DESTINY』、『コロニーの落ちた地で・・・』『宇宙、閃光の果てに・・・』『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』を完全リメイクして収録。しかも「あの作品も…!?」と、更なるタイトルを匂わせるコメントも届いており、前述した「集大成」に恥じない内容となっていることが分かります。
他のリメイク作に先駆けてPVが公開された『THE BLUE DESTINY』。ゲームシステムや挿入演出などの全てがリメイクされ、『ミッシングリンク』同様の圧倒的クオリティによる、ハイスピードアクションで蘇ります。更にスピンオフとして、主人公「ユウ・カジマ」のライバルである「ニムバス・シュターゼン」の視点で描かれる物語も新たに収録されることが決定しており、ただのリメイクに留まらない進化ぶりと言えるでしょう。
公開されたPVと言えば『THE BLUE DESTINY』以外にも、『ミッシングリンク』のPVも第一報で明かされていましたが、そちらのPVのラストに登場した謎のMSの正体も判明しました。その名も、「RX-80PR ペイルライダー」。瀧川虚至氏がメカニックデザインを担当したこの機体の詳細も明かされているので、こちらをご覧ください。
MSの量産化と一定数確保の目途の付いた連邦軍は、並行して次世代MSの研究にも着手していた。
その中で当時考えうる最新技術を惜しみなくつぎ込んだ機体だったが、あまりのコストに量産化は不可能とされた後、ある研究機関に接収されHADESと呼ばれる特殊なシステムが搭載された実験機となった。
アタッチメント装備が多く、大型武装や、空間戦用装備などへの換装も可能となっている。
なおペイルライダーという機体名は、ヨハネ黙示録に登場する「死」を司る第四の騎士に由来する。
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そして本作の魅力は、完全新作『ミッシングリンク』や、過去作のリメイクばかりではありません。本作には、ストーリー本編とは別に、好きなMSをパワーアップさせ、夢の部隊を編成し、様々なミッションに挑むことができる「VRミッションモード」も搭載。ミッションで獲得したポイントを使って、MSを入手したり強化を施すことで、あなただけの最強部隊を作ることができます。
完全新作+過去作のリメイクに加え、最強部隊を編成できる「VRミッションモード」と、充実のボリュームに圧倒されるばかり。ですが、本作の魅力はまだその一角しか語られていません。嬉しい驚きを与えてくれるであろう新情報に期待して、今は続報を待ちましょう。
『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』は、2014年5月29日発売予定。価格は、通常版が7,600円+税、Limited Editionが13,790円+税です。
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※画面は開発中のものです。