TVアニメ「機動戦士ガンダム」で描かれた一年戦争を舞台としつつも、作中では語られなかった、様々な兵士たちの知られざる物語を描く『機動戦士ガンダム外伝』シリーズの最新作にして集大成とも言えるのが、この『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』です。
これまで展開された『外伝』シリーズをリメイクし、また最新作となる『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』を含めて収録する本作は、シリーズファンにはもちろんのこと、新規のユーザーにとっても嬉しい構成となっており、より幅広いニーズに応えてくれる一本です。
そんな本作に収録される外伝2作、1999年にドリームキャストでリリースされた『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』と、2001年にPS2に登場した『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』のリメイクに関する最新情報が届いたので、見逃せない新規要素のポイントをこちらで紹介させていただきます。
『コロニーの落ちた地で…』と『ジオニックフロント』のストーリーを完全収録。またゲームシステムも新作アクションに進化し、両作とも大きな変化を遂げています。
■ゲームシステムの変化のポイント
・『コロニーの落ちた地で…』:コックピット視点から三人称視点へと変更。
・『ジオニックフロント』:リアルタイムストラテジーから3Dアクションへ変更。
■新規製作の演出でストーリーを収録
・『コロニーの落ちた地で…』:
ホワイト・ディンゴ隊のレイヤー、レオン、マイク、アニタの戦いを描く。
原作では、プレイヤーの分身だった(セリフが一切なかった)レイヤーの心情や言動が表現されることで、荒れ果てた故郷で戦う決意やライバルのヴィッシュとの関係性などがより深く描かれ、客観的な視点を得たことで各陣営の意図や作戦推移が把握しやすくなっている。
・『ジオニックフロント』:
原作は複数小隊を同時に操るリアルタイムシミュレーションだったが、今回はそのうちの1小隊にスポットを当て、若き隊員ニッキが主人公となる。
軍人としてストイックに任務をこなしていくジオニックフロントらしいテイストは活かしつつ、ニッキの成長ドラマを描いて行く。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
ゲームシステムに大胆なメスを入れつつ、またストーリー面の強化も目覚ましい『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』。この2作の方向性を鑑みると、他の『外伝』シリーズのリメイクにも期待が募るばかりです。更なる情報公開が待ち遠しいですね。
『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』は、2014年5月29日発売予定。価格は、通常版が7,600円+税、Limited Editionが13,790円+税です。
(C)創通・サンライズ
※画面は開発中のものです。