鳥羽水族館にて5年以上の絶食を続けた後に今年の2月14日に死亡したダイオウグソクムシ「1号たん」。「ニコニコ超会議3」の「超ダイオウグソクムシブース」では、3Dスキャン技術および3Dプリント技術を用いて「1号たん」復活させる「1号たん復活祭」が行われます。
イベントでは、3Dプリンタによって復活した「1号たん」の実物大模型を3体展示。3Dスキャナーによって得られた「1号たん」の3Dデータを、3DCG製作アプリケーション「Shade 3D」によってリアルさを損なうことなく3Dプリンティングに適した形式に変換し、3D Systemsのフルカラー石膏3Dプリンタ「ProJet 660Pro」を用いて製作されています。
「ProJet 660Pro」は、薄く撒いた石膏粉の層にインク兼硬化剤で印刷することを繰り返して3次元形状を作成するタイプの3Dプリンタで、フルカラーかつ高精度のモデルを出力することが可能です。スキャンされた「1号たん」は非常に精密なデータのため、作業用のコンピューターには高い処理能力のハイエンド・ワークステーション「WinFast WS1000」が使用されています。
主催:ニコニコ超会議実行委員会
会場:幕張メッセ国際展示場1~8ホール
開催期間:2014年4月26日(土)10:00~18:00、27日(日)10:00~17:00
公式サイト:http://www.chokaigi.jp/
超ダイオウグソクムシブース 特設ページ:http://www.chokaigi.jp/2014/booth/cho_gusoku.html
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当日は、各種ノベルティ用に「9号たん」のミニチュアモデル(1/5スケール)も用意されているそうなので、ダイオウグソクムシの魅力を生で感じたい人は、ぜひ会場に足を運んでみてください。
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