『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』は、既にPS3/PCでサービスが開始されており、PS4版では「リモートプレイ」「シェア機能」に対応している他、DUALSHOCK 4に最適化されたUIが搭載。この記事では実際にプレイし、その感覚をお届けします。
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画面に表示されるUI
近年、コンシューマーゲームでオンラインゲームがリリースされる事が多くなってきましたが、『FF14』は非常に取っ付き易いMMORPGだと言えます。どうしてもオンラインゲームと聞くと、複数人で協力してゲームを進めるという固定概念が先行しがちですが、『FF14』ではID(インスタンスダンジョン)以外はソロでもクリアする事が可能な難易度なのがその理由の一つ。
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逆にIDはPT必須となりますが、「コンテンツファインダー」というPTを自動的な組むシステムが搭載されていますので、チャットを打たずにスタートからクリアまで持っていくこともできます。ID以外でPTを組んだり、固定PTでIDを周回したいユーザーは、PT募集専用の掲示板システムも搭載されてますので、そちらに投稿するといいでしょう。
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必要クラスを自動でマッチングしてくれます
また操作性に関しては、XHB(クロスホットバー)と呼ばれるUIが搭載されており、このXHBの操作だけで殆どの事が完結します。ただし、初期設定だとDUALSHOCK 4のタッチパネルを使った操作が強いいられるため、自分に合った操作方法を設定することをオススメします。なお本作では、移動からチャットのやり方まで初歩の初歩をチュートリアルクエストとして教えてくれるので、オンラインゲーム未経験者でもなじみ易い設計に。ストーリー性などもコンシューマーに近い作りでした。
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スタートボタンを押せば、各機能が集約されたメニューを開くことも
ただし、どうにもチャット入力だけはスムーズに行うことができません。定型文も用意はされているものの、やはり実際のキーボードを繋げて入力したいところです。そのせいか、あまりチャットが活発ではなく静かなオンラインゲームという印象を受けました。筆者の場合は、あえて「PlayStation App」を使ってスマートフォンからフリック入力でチャットを試みてはいますが、キーボードが一番ですね。なお、PS4のUSBポートは正面に2つあるため、DUALSHOCK 4(無線接続)+マウス+キーボードという組合せも可能です。
実際の滑らかさなどは動画で!(動画は720Pです)
やはり、どうしてもPCですとOSやインストールアプリケーション、スペックに関する問題で頭を抱えてしまいますが、その必要がないのはコンシューマーゲーム機の特権なのではないでしょうか。特にPS4に関しては、この記事のようにスクリーンショットや動画を簡単にシェアすることができ、生放送やリモートプレイといった遊びも可能ですので、今まで以上に幅広い層のユーザーがオンラインゲームをプレイするようになりそうです。
『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』は好評サービス中で、価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに3,394円(税込)です。