■激戦を制し、関東地区の出場者2名が決定
本大会は、ゲームアプリ『パズドラチャレンジ』によるタイムアタックの日本一を決めるというものです。今回は3月下旬より全国7カ所の地区予選やファミ通App角満杯、AppBank杯で上位者を選出。さらに決勝大会の前に関東地区大会の出場者を決定し、計16名で『パズル&ドラゴンズ』ナンバーワンプレイヤーの座を争うこととなりました。
まずはAOI選手、ありしあ選手、ザビ選手、さんく選手による4名で関東地区の2枠を争います。すでに激戦の予選を潜り抜けたメンバー達はプレッシャーを跳ね除け、大勢のファンが見守る大舞台でも堂々のスコアを叩き出していました。関東地区を1位で制したさんく選手は、なんと緊張のあまりメガネを掛け忘れたとコメント。2位のありしあ選手もクリアタイムのスコアが僅かに及ばなかったものの、コンボやターンではさんく選手とほとんど変わりません。このままの勢いで関東地区の出場者が波乱を巻き起こすのか、期待が高まりました。
■高スコアの決め手は「コンボ」――16人による決勝戦
続いては、いよいよ「第2回パズドラジャパンカップ」の決勝戦です。AppBankの代表取締役CEO・むらい氏は、優勝者で、ゲームを始めてわずか9ヶ月ながらAppBank杯で3万スコア以上を出したLUKA選手に注目。『パズル&ドラゴンズ』プロデューサーの山本大介氏は、北海道地区で準優勝したやすぴょん選手が気になるよう。東北地区からは両名とも小学生が参加しており、ステージには全国各地のさまざまな猛者が一堂に会します。
決勝戦は4名ずつに分かれて1試合を行い、勝利した各1名で優勝を争います。まずは第1試合、LUKA選手が3人の追随を許さない圧巻のスピードで先行するも、整地中にまさかのトラブルで一気に後退。ターンが伸びてしまい、堅実な戦いぶりを見せたありしあ選手が優勝に一歩近づきます。第2試合では、ファミ通App角満杯を制しただっしー選手がトップに。クリアタイムこそ3位と遅れていましたが、最大コンボによるボーナスが勝敗を分けました。山本氏も、コンボのスコアが増えているのでコンボ数をどこまで伸ばせるかがポイントになるとユーザーへアドバイスします。
第3試合は、ハイスピードでクリアしたヨタ選手が1位。他の選手もコンボなどでは健闘しましたが、わずかに及びませんでした。第4試合では、非常に緊張した様子をみせていた★☆のっぴ☆★選手が2万6000を越えるスコアを記録。スピードとコンボ、総ターン数のバランスが取れた安定の戦いぶりに会場のファンも大きな歓声を送りました。
■3試合の総合スコアで争われた優勝は誰の手に?!
決勝戦では4名が全3試合を行い、その合計スコアで競うこととなります。これまでの一発勝負とは異なるプレッシャーを受けたためか、1回目はヨタ選手が大きくスコアを落としてしまいます。2回目はありしあ選手が12コンボを決め、試合中に思わずガッツポーズをするシーンも。しかしコンボはわずかに及ばなかったものの、クリアタイムと総ターンで上回った★☆のっぴ☆★選手が2回とも1位という結果を残します。
そして、いよいよ3回目。ここではヨタ選手とだっしー選手が脅威のクリアタイムとコンボを繰り出し、両名とも2万6000を越えるという大波乱の展開に。逆に、ここまで安定していた★☆のっぴ☆★選手が勝利によるプレッシャーを感じてしまい、大きくスコアを落とします。そんな中でも落ち着いた強さを見せ付けたありしあ選手は2万5000を越えており、最後の最後まで結果が分からない白熱の試合が終了しました。
優勝は、総スコア・7万5112の★☆のっぴ☆★選手となり、発表された瞬間には両手を挙げて喜びを露にしました。2位のありしあ選手は、わずか500ほど届かなかったという結果に悔しさを滲ませます。3位はだっしー選手となり、全く予想できない展開の続いた「第2回パズドラジャパンカップ」は幕を閉じました。
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