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「誰も遊んでくれない」と嘆き同情を誘った『ねこねこフルーツ』、誰も遊ばないのにはそれなりの理由が?

スマートフォンが普及し、今や多くの人がそれを持っている時代です。スマホ向けのゲームも流行しており、多数の開発会社がそこに乗り込んでいるわけですが、数が多すぎれば当然のように無視されるゲームもあるのです。

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公式サイトより
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スマートフォンが普及し、今や多くの人がそれを持っている時代です。スマホ向けのゲームも流行しており、多数の開発会社がそこに乗り込んでいるわけですが、数が多すぎれば当然のように無視されるゲームもあるのです。

ホリゾンリンクの提供するAndroid向けパズルゲーム『ねこねこフルーツ』もそのひとつで、公式アカウントがツイッター上でそのことを嘆いており、ネット上で同情を誘いました。しかし本作、どうやら遊ばれない理由も併せ持っているようです。



まず、どのような行為が同情を誘ったのかについて記しましょう。開始された公式ツイッターが挨拶を済ませたあと、次に発した一言は「誰もいない」という悲しみあふれるものでした。本作は対戦パズルゲームなので、対戦相手がいなければなりません。



この事実に打ちひしがれたのか、消え入りそうな声(?)でダウンロードを求めています。もっとも、翌日には気を取り直し、勝ち抜き戦イベントの告知をしているのですが……。実はそちらでも対戦相手とマッチングしない状況になっており、またもや哀愁あふれる様子をつぶやいています。



こうなればヤケクソで自虐的になるのも仕方なく、『ねこねこフルーツ』と類似アプリとの違いはツイッターなどとまで言い出してしまいます。ここまで悲しいと応援したくもなりますね。


……そう言いたいところなのですが、Google Playの『ねこねこフルーツ』ページでは本作について致命的な指摘がなされています。というのも、応援のつもりでDLしたけどそもそも起動できないという人が続出しているのです。これではそもそも遊べません。

更に、『ねこねこフルーツ』は「アプリ内購入」といった要素へのアクセスだけでなく、「ID」や「位置情報」、「Wi-Fi接続情報」に「端末IDと通話情報」といったゲームに不要な点までアクセスを求めてくるとの情報もあります。これに関し公式側は、このことを認めて開発に削除を要請しているとツイッターなどで報告しています。



とはいえ、単なるゲームで位置情報などにアクセスされるとなれば、ユーザーが不審に思うのも無理はありません。そして起動しない人がいることも考えれば、更に遊ぶ人が減るのは間違いないでしょう。

少なくとも遊ばれないことが話題になり可能性を掴んだ『ねこねこフルーツ』ですが、問題があることは間違いないようです。その対応によって、遊ばれるかどうかが本当に決まるのでしょう。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

『ねこねこフルーツ』は配信中で、基本プレイ無料のアイテム課金制です。
《すしし》
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