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次の瞬間を想像したくない! 劇場版「青鬼」の衝撃画像が解禁に ─ 恐怖を再現したCGディレクターのコメントも

7月5日に公開を控えた劇場版「青鬼」の衝撃的な画像や、CGディレクターのコメントが公開されました。

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7月5日に公開を控えた劇場版「青鬼」の衝撃的な画像や、CGディレクターのコメントが公開されました。

女優として活躍の場を広げるAKB48の入山杏奈さんが初主演を務める劇場版「青鬼」は、PC向けに作られたフリーソフトが原作となります。ゲームソフト『青鬼』の関連動画は、各大手動画サイトにて計5,000万回を超える再生回数を誇り、遊んだ方はもちろんのこと、アップロードされた動画を見るだけでもその恐ろしさは如実に伝わってきます。

その忘れられないホラー体験を映画として再現し、新たな魅力を加えた劇場版「青鬼」。6月13日に解禁された予告PVは、ニコニコ動画ランキングで即日1位を獲得。YouTubeと合算し、7日間で計150万回もの再生記録を達成しました。本作に寄せる関心度の高さはもちろんのこと、映像ならではの恐ろしさが本作に込められていることのひとつの証と言えるでしょう。

CGだからこそ可能となった、原作ではできなかった青鬼の恐怖表現。その恐ろしさは予告映像にもたっぷり込められていますが、このたび更に過激な瞬間を収めた画像が公開となりました。人を喰らう鬼が、犠牲者を文字通り歯牙にかけるその寸前を切り取っており、次の瞬間に何が起こるか想像すらしたくないほど。そして、これらの衝撃的な映像を生み出した本作のCGディレクター・土井淳氏からのコメントも届いているので、言葉を失ってしまいそうな画像と共にご覧ください。

◆CGディレクター 土井淳氏 コメント


青鬼を実写化するに当たり、青鬼をどのようなキャラクターに落とし込むかということに苦労しました。

まず、ブルーベリーと言われるオリジナルの色合いをそのまま再現すると、実写には馴染まないので、いかにオリジナルのニュアンスを崩さずに"青"の色を表現するかというところに、試行錯誤を繰り返しました。

次に、オリジナルのデザインは、頭が大きく、目も大きい、そして身長も3m程あります。こんな奴から逃げられるのか、と思わせるような風貌をしています。それを映画用に、角度によってはカッコ良くも見え、不気味にも見える、そして可愛いらしさも備えたクリーチャーに仕上げました。

それから、ゲームでは触れると死んでしまうので、口を開けた時に見える歯はサメに一度咥えたら離さないように、幾重にも並んだ尖った歯にしています。オリジナルの目は黒一色ですが、1度見ただけで、恐怖をいだかせるように、獣の目のような歪な虹彩にしました。

最後に表情。これが一番賛否両論を呼ぶ所だと思います。オリジナルでは、無表情で佇んでいる事が多いですが、映画では、猛烈に狂った感じで、ただひたすらに人を追いかけ、食い尽くす、そんな不気味で凶暴なキャラクターになるように、笑ったり雄叫びをあげたり、表情豊かに仕上げました。

人によっては、怖くも感じるし、面白くも感じでもらえる、ジャパニーズホラーの殻を破った、キャラクターに仕上がったのかな、と思います。


◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


なおニコニコ生放送では、史上最速上映が決定。7月5日の0時より有料上映が実施されます。また「青鬼」公開記念チャンネルがオープン。7月6日には、主演の入山杏奈さんや映画出演者が生出演する「青鬼」特番も予定しています。こちらもどうぞ、お見逃しなく。

■「青鬼」公開記念チャンネル
URL:http://ch.nicovideo.jp/aooni

■「青鬼」特番
URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv184302696

劇場版「青鬼」は7月5日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開予定です。

(C) 2014 noprops/黒田研二/「青鬼」製作委員会
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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