その特徴は、なんと言っても「バランスよく整える」事。従来の自分の顔すら変形してしまうような画像ではなく、あくまで自分自身でありながら「よりキレイでかわいく写る」のです。インパクトを求めるのではなく、美人顔を目指したプリントシール機として誕生しており、キラッキラしたアウトプットはきっとアナタの心を掴んで離さないでしょう。
また、料金コースは選択式で、シール付きのコースが400円、プリ画のみのコースが200円と、「専用のアプリでプリ画をDLして加工したい！」という女の子の懐にも彼氏の懐にも優しいバランス感覚。前述の「専用アプリ」で後日ゆっくりラクガキもできる上、プリ画はHD画質と高精細のため、これまでにないクオリティで楽しむ事ができるのです。筐体本体に「ラクガキブース」がないのもこのためで、代わりに撮影スペースが2つあり、従来の半分の時間しかかからない事にも注目したいですね。
女性の気持ち、心へダイレクトに響く『PLATINUM BALANCE』は、これからの同業界に一石を投じるに違いありません。
業界の革命児とも言うべき同機ですが、もちろん出来栄えは申し分なし。なんかもうどうしてこんなにキラッキラなの？ と言いたくなります。
実は筆者、この手のプリントシール機とは一次的にも二次的にも接触を避けてきました。記憶の中では、都合3回ほどしか撮影していません。
だってほら、怖いじゃないですか。これきっとあれですよ、中にはカメラの精とかが居て、キメ顔の筆者を見て鼻で笑うに違いないんです。「あんたが？ へぇ(笑)」みたいに。こっ、これは我が身を守るための手段であって、けっして一緒に撮ってくれる相手がいなかったわけじゃないんだからね！？
あー……とはいえ今は体験会。嫌とばかりも言っていられないので、Inside編集部の栗本氏を巻き込み随分と久しぶりに撮影する事にしました。
なお、ご覧になる方に重篤な精神汚染を与えるわけにもいきませんので、クリティカルな部分は塗りつぶさせていただきました事をご了承ください。お互い心の傷は浅い方がいいでしょう。
しかし、ああ、なんとしかし、なんという事でしょう！「凶悪犯の眼差し」やら「殺人ゴリラか変質者」と呼ばれた筆者の目が、なんと「キレイなジャイアン」になったじゃありませんか！
これ、細かい所にもかなり修正が入っているのに、全体的にはしっかり筆者の顔なんですよ。ストーカーからキラキラ妖精に生まれ変わったが如きプリ画を見ていると、本当に技術の進歩というものに畏怖してしまいます。すげえぜ。
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本機は7月下旬から順次稼働を開始していきますので、どこかで見かける事がありましたら「美人顔体験」をしてみてはいかがでしょうか。
(c)BANDAI NAMCO Games Inc.
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