■読者の皆様へ
本誌連載作品「ハイスコアガール」の一部内容について、著作権法違反の疑いがあるとして、弊社は、2014年8月5日に警察当局による家宅捜査を受けました。
現在、警察による捜査が行われているため、本件に関する詳細の公表は控えさせていただきますが、弊社としましては、捜査に対して全面的に協力していく所存です。
弊社としましては、今回の刑事告発がなされたことを真摯に受け止め、法的判断が明らかになるまで販売を差し控えるべきとの判断をし、過去に出版された「ハイスコアガール」のコミックスおよびファンブックの回収、ならびに電子書籍の配信停止をしました。
また、月刊ビッグガンガン誌上での「ハイスコアガール」の連載についても諸般の事情を鑑み、一時休載とさせていただきます。
「ハイスコアガール」連載再開の時期が決まり次第、月刊ビッグガンガン誌上とビッグガンガン公式HPにてご報告させていただきますので、再開までお待ちくださいますようお願い申し上げます。
楽しみにされている読者の皆様には、上記のような事態となりましたことを、深くお詫び申し上げます。
月刊ビッグガンガン編集部 編集長 中野崇
「ハイスコアガール」は、1990年代に登場した『ストリートファイターII』を通じて知り合った少年と少女の成長の変革を、ゲームを交えて描いているラブコメ漫画。その青春劇の模様が、ゲームユーザーを中心に反響を呼び、人気を誇っています。
ですが8月6日に、『THE KING OF FIGHTERS』で知られるSNKプレイモアは、当社が著作権を有する多数のゲームプログラムのキャラクターを複製使用した」としてスクウェア・エニックスを著作権侵害で刑事告訴。それが、今回の結果へと結びつきました。なお、決定していたアニメ化については触れられていません。