今回は開発陣が赴き2日間にわたって行われたスペシャルイベントの模様をお届けしつつ、渋温泉とグランドフィナーレの見どころをたっぷりとお届けしたいと思います。なお、グランドフィナーレ後の『MH』コラボは現段階では未定。渋温泉組合長はお話をいただけるのであれば是非と意欲的なコメントをしていました。
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『MH』開発陣とプレス関係者およびゲストは、ラッピングバスに乗り込み東京を出発。車内では『MH4』を使ってタイムアタックを行ったりサービスエリアで買ったご当地グルメに舌鼓。渋温泉へはモンハンラッピングバスでの移動はもちろん、長野駅からはモンハン特急「スノーモンキー」も運行しています。
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現地では、渋温泉のキャラクター「しぶざるくん」と「アイルー」がコラボしたメインモニュメントがお出迎え。記念撮影スポットでもあり、開発陣とゲストもリラックスした雰囲気で記念撮影を楽しんでいました。
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渋の里では移動中にも楽しみが。渋 古久家では玄関先で温泉たまごが販売されており、後ろがついてこないと振り返ると、足を止め購入している辻本シリーズプロデューサーの姿が。「買おう!」「美味しい!」という声がワイワイと響き渡ります。
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また、いろんな場所に『MH』にまつわる造形物があります。特定の場所に足を歩ませもうにも、見つけてしまえば写真に収めずにはいられない!
■絶対やりたい!グランドフィナーレでのオススメ体験
まずオススメしたいのは、夏らしくみんなで盛り上がれる「ハンター釣り大会G」。
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横湯川付近に設置された釣り堀では、志賀高原の清らかな水で育ったニジマスを釣ることができます。釣り経験者の辻本氏はあっという間に釣り上げ、アメリカザリガニの平井さんに「まだ、釣ってないんですか?」と余裕の一言。同じ条件なのに、パッと釣れる人と竿への反応すらない人が出るのが面白いところですね。
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そして、全長30cm超えのG級サイズも放たれており、釣り上げた徳田プランターはその大きさにビックリ!
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G級サイズを釣り上げた人は、入り口のボードに名前を書くことを許されます。名誉ある記入に徳田氏も満面の笑み。
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筆者も辻本氏に教わりながら人生初の釣りを体験しました。ゲームでしか釣りをしたことがないので、エサをつけるのも竿を垂らす一振りにも「おぉ」と気分が高揚します。たまに水面近くに魚が来ることがあり、その影は『MH』シリーズでのシーンそのもの。真夏の太陽が水面を照らし、浮き付近のキラキラとしたゆらぎを見ているだけでも心が癒されます。
波紋が現れ浮きが沈んだらグッと一気に竿を引き上げます。響く辻本氏の「上げて、上げて!」の声。初めてでも釣ることのできた筆者の姿にまわりも笑顔を向けてくれ、和気あいあいと釣りを楽しみました。ちなみに、魚が触れなくても現地スタッフが針から外してくれるので心配はないですよ。
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あまりにも楽しかったのか、2日目も魚釣り大会を敢行。ウサミスさんが早速釣り上げ笑顔でパシャリ。昨日G級を釣り上げた徳田氏はというと……。
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竿はピクリとも動かず。
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この日は藤岡ディレクターが33cmのG級を見事釣り上げました。竿を引き上げ、姿が見えてきた魚が大きいとわかった瞬間、いろんな場所から「逃げろ!」と魚に対し大人げない声が飛び交ったのも、またひとつの思い出!
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釣った魚はその場で下処理をして塩焼きにしてくれます。かぶりつくと、こんがりした皮と塩の味が先行したあと、ふっくらとした風土ある味がほろほろと口のなかに広がります。
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ちなみに、徳田氏は釣れず意気消沈ぎみに(?)。
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お次は、長野県中野市の民芸品への絵付け体験!真っ白な「アイルー招き猫」「プーギー」土人形にアクリル絵の具を塗っていきます。小嶋プロデューサー、徳田氏、ゲッターズ飯田さんは絵の具そのままを塗るのに対し、辻本氏、藤岡氏、ウサミスさんは絵の具を混ぜて色をつくるところから始めていました。
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最初に完成させたのは辻本氏。みんなから「犬?」と突っ込まれると、「えっ!犬に見える?」とあたふた。
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ゲッターズ飯田さんは金運が上がりそうな、黄金のプーギーを製作中。向き合っている姿がほほえましいですね。
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熱心に塗りこんでいた藤岡氏が作っていたのはドスプーギー。
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完成後は並べて撮影するのがかわいらしくてオススメ!この日絵付け体験していたお客さんも、同じように撮影をして楽しんでいましたよ。製作者は左から、徳田氏、小嶋氏、ゲッターズ飯田さん、ウサミスさん、辻本氏、藤岡氏、平井さんです。
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塗っている時から周囲をざわつかせていた小嶋氏の作品。「まさか」のアイルーが完成してしまい、辻本氏より「モザイクをかけてください(笑)」とアシストが飛ぶなど面白いハプニングもありました。開発陣とゲストの作品は、渋の里「加工屋」に展示されていますので是非その目で衝撃の作品をチェックしてみてくださいね。
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オススメ体験ラストはハンター餅つき大会!杵を下ろすたびに、全員で「よいしょー!」の大合唱をしながら、人を入れかえ次々と餅をついていきます。
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ハンマー使いの辻本氏が杵を持つと、ファンから「溜め3してください!」と声援が。それを受け、ゲーム中の溜めモーションを交えながらの餅つきが行われました。
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つきおわった餅は、その場で丸められ「ゴア・マガラ(黒ごま味)」「リオレイア(ずんだ餅)」黄金ダンゴ(きな粉味)」に。餅を受け取る長蛇の列と、受け取った人がその場で食べるひとときは、まるで渋の里に住むご近所さんが集まったかのようなあたたかさがあり、都会の喧騒とは程遠い光景が広がっていました。
ほかにもたくさんのイベントがありますが、特定の日だけ開催するものもありますのでイベントスケジュールを確認して旅のプランを立ててみてくださいね。
後編では夜の渋での楽しみかたを紹介していきます。
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