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岩手県、Googleの陣取りゲーム『Ingress』を地域活性化のPRツールとして利用

岩手県は、「岩手県庁Ingress活用研究会」を発足させ、第1回の研究会を開催することを発表しました。

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岩手県は、「岩手県庁Ingress活用研究会」を発足させ、第1回の研究会を開催することを発表しました。

『Ingress』は、Googleが開発・提供を行うスマートフォン向けゲームアプリです。スマートフォンなどの位置情報交信機能を利用し、現実の世界における名所旧跡などの「ポータル」を訪れ、スポットを占領する陣取りゲームとなっています。

この研究会の目的は、『Ingress』を新しいPRツールとして利用し、観光振興・地域活性化・情報発信の強化などを進めることの可能性・有効性を検討することになります。「ポータル」は現地に赴いて占領する必要があるため、県内の観光地などを積極的にポータルに申請し、地域の活性化に利用しようとするのが目的です。

そのため研究会では、県内の観光地をポータルとして多数申請してもらうための方策、Ingressに関する情報提供のあり方について、国体や大規模集客イベントなどとのコラボレーション、プレイヤーのためのイベント開催などの働きかけについての検討を行う予定になっています。

第1回の会合は、9月25日10:30~11:30に岩手県庁8階8-E会議室で行われます。なお、今回の取組みは、あくまでポータルを増やすことや来県者を増やすことを目的とするものです。よって、県として公的に『Ingress』で遊ぶことを推奨するものではないこと、『Ingress』において規定するルールに従うべきことについては留意して欲しいとも書かれています。

また、主宰者からのメッセージも公開されています。

県は、これまでも復興情報等の効果的発信のため、スマートフォン向けアプリ「e! いわて いわてつながり情報局」の開発と提供(H26.2リリース)、ニコニコ動画サービスを利用した生放送の実施(H25.11から毎月1回生放送)などに取り組んで参りました。
今回の研究会活動を通じ、更なる「ネット時代の新たな情報発信ジャンルの開拓」を進めていきたいと考えております。
県内、そして全国のIngressプレイヤーの皆様には、ぜひ県内の名所旧跡や観光スポットなどを積極的にポータル申請していただきますよう呼び掛けたいと思います。
《すしし》
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