見城こうじ氏は、1996年にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から独立し、自らが代表取締役を務めるノイズを設立。それまで『コズモギャング・ザ・ビデオ』などアーケードゲームのディレクションを中心に活躍していましたが、ノイズ設立以降は、家庭用ゲーム機向けのゲームタイトルのディレクションを担当。1999年にニンテンドウ64ソフトとして任天堂より発売された『カスタムロボ』は、大きなヒットを記録しました。その後、同シリーズは、ニンテンドウ64、ゲームボーイアドバンス、ゲームキューブ、ニンテンドーDSとさまざまなハードで発売され、ノイズの代表作となります。
そんな見城こうじ氏が、ノイズの代表取締役から退き、同社からも退職したことを自身のTwitterにて明らかにしました。
この度、ノイズ社を退職しました(代表取締役からは、しばらく前に降りていました)。自分が立ち上げた会社で18年間在籍していましたが、これからまた新しい道を模索していくつもりです。当面はのんびりやっていこうと思っています。
見城こうじ (@KenjohKohji) 2014, 10月 20
1990年代に数々のアーケードヒット作を生み出し、2000年代に少年の心をわしづかみにしながら大人もしっかり楽しめる『カスタムロボ』シリーズをヒットさせた見城こうじ氏。しばらくはのんびりとした時間を過ごすとのことですが、再び世代を越えて愛されるコンテンツを生み出してくれることに期待したいと思います。18年間おつかれさまでした。