本格的な駒や盤から、マグネットにより場所を選ばず遊べるポータブルなものまで、その形や在り方も様々あります。しかし盤はともかく、駒の形やデザインなどは概ね近しいものとなっており、デザインに統一感があるため違和感なく遊びやすい土壌が整っている環境と言えるでしょう。
しかし初めて将棋に触れるという子供や、漢字が難しい海外の方にとっては、ややハードルが高いデザインなのかもしれません。その疑問に一石を投じ、新たな将棋のデザインを提案した画像がネットの一部で話題を呼んでいます。
将棋を子供や海外の人でも分かりやすくしようと思ってデザインしてみたけど、何か違う気がしなくも無い。でも反響があればいつか作ってみようかとは思う。 pic.twitter.com/zJJCsdR8t9
フーワ (@fuuuwa) 2014, 10月 18
「子供や海外の人に分かりやすく」を目指した新しい将棋のデザインを自身のTwitterアカウントにて発表した「フーワ」さん。そのツイートは大きな反響を呼び、4400を超えるリツイートを達成。この反応に手応えを感じた「フーワ」さんはトリマーとテーブルソーを購入し、製作に向けての本格的な準備へと入りました。
子供や海外の人に分かり安いようにデザインした将棋をちょっと手直ししてみた。反響が予想以上に大きかったので近いうちに作る事にした!飛車と角行が逆になってたのは直したよ!ちゃんと木工で作って売るとしたら、1セット1万円くらいになる…。 pic.twitter.com/c6TXFy37Ya
フーワ (@fuuuwa) 2014, 10月 21
デザインを更にリニューアルした後も、自軍と相手軍で駒の色を変えると持ち駒の関係で問題が生じる点などの指摘を受け止めており、今後も一層の発展を遂げるものと思われます。どのような完成形が見られるのか、実に楽しみですね。気になる方は「フーワ」さんのツイートをチェックしておきましょう。
■「フーワ」さん Twitter
URL:https://twitter.com/fuuuwa