第2四半期は主力であるデジタルエンタテインメント事業が、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』『ファイナルファンタジー レコードキーパー』『スクールガール ストライカーズ』などのスマートフォン向けヒット作品が続いたことで大きく伸び、全体を牽引しました。
海外展開も強化し、オンラインゲームの『ファイナルファンタジーXIV』の中国版がローンチしたほか(Shandaと協業)、韓国でも2015年に展開予定です。スマートフォン向けゲームでも『クロスゲート』(Perfect Worldと提携)、『パズルボブル』(Quhoo360と提携)など現地の有力企業と組み、中国展開がスタートしています。今後は中東、南米、ロシア、南アジアの開拓も視野に入れていくとしています。
コンテンツのポートフォリオとしては、国内では数十億円規模の大型タイトルのみに偏るのではなく、10億円規模の中型タイトルや、スマートフォン向けの小規模のタイトルもラインナップし、バランスを取ろうとしています。海外では大型タイトルが主力ではありますが、オンラインに対応した中型タイトルも増加させています。
同社では通期の業績予想も上方修正し、売上高1500~1600億円、営業利益110~160億円、経常利益110~160億円、純利益70~105億円としています。